相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。管理事務所前のクリスマスローズエリアと、グリーンタワー展望塔前のフェンスの一画に「クレマチス」に混じって「キンシバイ」(金糸梅)が一際美しく咲き黄金色の花を輝かせている。「キンシバイ」は中国原産、オトギリソウ科 / オトギリソウ属の常緑広葉樹。枝先にふっくらとした黄金色の5弁花を次々と咲かせる特徴の花である。 花径は3㎝位で、花弁にはそれぞれ切れ込みが入っている。 花の真ん中には1つの雌しべがあり、柱頭は5つに裂けている。 雌しべを取り囲んでたくさんの雄しべがあり、5つの束になっている。 雄しべの長さは花弁よりは短い。和名の由来は長い雄しべを金糸に見立て、花の形が梅の花のようであること因んでいる。 一期一会、一花一会、訪れてこそ知り得る一遇なのかも知れない。(2206)




