小田急相模原駅南側の小松原交差点を起点に南北1.6km、相模が丘の住宅地を貫くように走っており「さくらの名所」として知られる「相模が丘仲よし小道」はある。別名「相模が丘さくら百華の道」と呼ばれ、2月~5月上旬にかけて64品種の「桜」が順次に開花し桜が織りなす景色を楽しむことができる。桜の他にも様々な花木が植えられ一年を通じて楽しめるユニバーサル・デザイン設計の遊歩道となっている。今、小道の両側には青、赤、ピンク、白、紫と色とりどり「アジサイ」で彩られ始めてている。本数は数えられないくらい植栽されているが1000本弱はありそうだ。全体的に青のアジサイが多いのは土壌の関係、酸性が強いからなのだろうか。アジサイの別名は「七変化」の花といわれるように花言葉は「移り気」であるが、梅雨期の主役登場によってこれからここ「仲良し小道」はアジサイ一色に染まり文字通り「アジサイロード」、「アジサイワールド」の幕開けとなってきた。(2206)
大和市上草柳に美しい水の湧き出る引地川の源、大和水源地一帯の樹林地にオアシス的存在の「泉の森」はある。「泉の森」は引地川の水源地を中心に国道246号を挟むようにして約42haという広大な園内には自然林や水源を巧みに生かした「湿性植物園」、「せせらぎ広場」、「野鳥観察デッキ」、「郷土民家園」、「ふれあいキャンプ場」、「しらかしの池」、「自然観察センター・しらかしのいえ」、「水車小屋」の施設がある。そして公園のシンボルは何といっても湿生植物園」の上を跨ぐように東西に架けられた日本最初の木製の斜張橋「緑のかけ橋」である。全長53m、幅2mの木製斜張橋。材料には米マツの集成材を使用し平成3年(1991)に完成した。この橋は地権者や市民と市が厚い志を一つにして緑を守るかけ橋にしたいとの思いが込められた命名された。もう一つは「遊びの小川」横にある「水車小屋」で平成元年から平成2年にかけて造られた。水車の大きさは直径3.64mで水を動力としてゆっくりゆっくり回っている。悠久の時を刻んでいる。水車小屋の内部には「米突き臼」が2基ある。(2205)