絵を自由に書くということをテーマにした旅とスケッチのエッセイ。
オーヴェール・シュル・オワーズ(ゴッホの描いた教会で有名なフランスの村)やポントワーズ、アルシュ、リクビール、ストラスブール、オンフルール(以上フランス)、コッツウォルズ、ワトフォード、ラヴェナム(以上イギリス)、ピエンツァ(イタリア)での風景のスケッチ・水彩画とエッセイが並んでいます。
最初はゴッホへの想い。著者は淡い色づかいを好む作風で、この本でも「赤や黄色があるとわたしはむしろ逃げ出したくなるほうで、なんとか落ち着いた色合にできないものかと考えます。白黒写真でも秋は撮れる、というくらいの気持ちで描いたほうがいいのではないかとわたしは思います」(43頁)なんて書いてます。その人が、ゴッホへの憧れを語るのは、ちょっと意外でした。人は自分にない(できない)ものに憧れるのでしょうけど。
掲載と書いた順は、実際には一致しないんでしょうけど、最初の方の絵は、ゼロから始めるということで、著者の絵本とかの絵と少し感じが違いますが、終わりの方の絵はやっぱりいかにもの安野作品になっています。まあ、当然といえば当然ですが、やっぱり企画に無理があったような感じもします。
安野光雅 NHK出版 2006年10月15日発行
オーヴェール・シュル・オワーズ(ゴッホの描いた教会で有名なフランスの村)やポントワーズ、アルシュ、リクビール、ストラスブール、オンフルール(以上フランス)、コッツウォルズ、ワトフォード、ラヴェナム(以上イギリス)、ピエンツァ(イタリア)での風景のスケッチ・水彩画とエッセイが並んでいます。
最初はゴッホへの想い。著者は淡い色づかいを好む作風で、この本でも「赤や黄色があるとわたしはむしろ逃げ出したくなるほうで、なんとか落ち着いた色合にできないものかと考えます。白黒写真でも秋は撮れる、というくらいの気持ちで描いたほうがいいのではないかとわたしは思います」(43頁)なんて書いてます。その人が、ゴッホへの憧れを語るのは、ちょっと意外でした。人は自分にない(できない)ものに憧れるのでしょうけど。
掲載と書いた順は、実際には一致しないんでしょうけど、最初の方の絵は、ゼロから始めるということで、著者の絵本とかの絵と少し感じが違いますが、終わりの方の絵はやっぱりいかにもの安野作品になっています。まあ、当然といえば当然ですが、やっぱり企画に無理があったような感じもします。
安野光雅 NHK出版 2006年10月15日発行