1人の高校生に拾われた捨て犬が高校のワンダーフォーゲル部で飼われることになり、その犬と高校の人たちの10年を描いた小説。
「ワンダー・ドッグ」は驚くべき・不思議な犬ではなくて、ワンダーフォーゲル部にちなんで「ワンダー」と名付けられた犬のことなんですね。
各章ごとに3年がたって、高校としては3世代登場する形で、犬との関わりで生徒たちが励まされたり悩まされたりしながら成長していく姿が描かれています。最後にワンダーフォーゲル部の同窓会で全世代が集い、思いと想い出が手堅くとりまとめられます。
登場人物は、概ねいい人で、悪役もどこか憎めないし最初気にくわないヤツでも結局犬のおかげで角が取れていき、ほんわかした気分で読めます。明るい気分で軽く読みたい気分の時に向いてると思います。
竹内真 新潮社 2008年1月20日発行
「ワンダー・ドッグ」は驚くべき・不思議な犬ではなくて、ワンダーフォーゲル部にちなんで「ワンダー」と名付けられた犬のことなんですね。
各章ごとに3年がたって、高校としては3世代登場する形で、犬との関わりで生徒たちが励まされたり悩まされたりしながら成長していく姿が描かれています。最後にワンダーフォーゲル部の同窓会で全世代が集い、思いと想い出が手堅くとりまとめられます。
登場人物は、概ねいい人で、悪役もどこか憎めないし最初気にくわないヤツでも結局犬のおかげで角が取れていき、ほんわかした気分で読めます。明るい気分で軽く読みたい気分の時に向いてると思います。
竹内真 新潮社 2008年1月20日発行