20代後半から40代前半の20年をフランスで暮らしその後20年近く東京(神楽坂)に住む著者の生活、ファッション、料理などについてのエッセイ。
基本的には好きなように生きましょうという、著者の話のどこまでが「フランス仕込み」でどこまでが著者の個性というか好み・信条なのかはわかりませんが、捨てなくていい、「終活」なんぞしているヒマがあるなら今を愉しもうという提案で始まるのが、ホッとします。
流行を追わず、モードは芸術なんだから観るものと弁え、自分が着るものは自分に似合う自分が気に入ったものを長く着続けようというのも、ファッションに無頓着で楽なスタイルが一番(単にものぐさなだけ)の私は、ホッとします。
5分間クッキングのブイヤベース(106~109ページ)とか、バゲット(いわゆるフランスパン)に板チョコを挟んだだけのバゲット・オ・ショコラ(134~137ページ)が、とてもおいしそうに紹介されているのを見ると、やってみたくなります。
基本は著者が自慢話や好きなことを書いている本なのですが、どこかホッとしたりやってみたくなったり、好感度の高い本でした。
吉村葉子 家の光協会 2016年6月1日発行
基本的には好きなように生きましょうという、著者の話のどこまでが「フランス仕込み」でどこまでが著者の個性というか好み・信条なのかはわかりませんが、捨てなくていい、「終活」なんぞしているヒマがあるなら今を愉しもうという提案で始まるのが、ホッとします。
流行を追わず、モードは芸術なんだから観るものと弁え、自分が着るものは自分に似合う自分が気に入ったものを長く着続けようというのも、ファッションに無頓着で楽なスタイルが一番(単にものぐさなだけ)の私は、ホッとします。
5分間クッキングのブイヤベース(106~109ページ)とか、バゲット(いわゆるフランスパン)に板チョコを挟んだだけのバゲット・オ・ショコラ(134~137ページ)が、とてもおいしそうに紹介されているのを見ると、やってみたくなります。
基本は著者が自慢話や好きなことを書いている本なのですが、どこかホッとしたりやってみたくなったり、好感度の高い本でした。
吉村葉子 家の光協会 2016年6月1日発行