Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

昼酒はひたすら寝るに如かず

2016年12月07日 21時49分55秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 やはり酔っぱらうとフラフラと歩き回る癖なのかもしれない。友人とお昼過ぎからの飲み会を終えた後、横浜駅からかなり遠回りをして、2時間15分ほどかけて歩いて帰ってきた。酔っているので始めはノンビリと歩き始めた。歩幅も小さく、速度もユックリと1万5千歩ほどだったから8キロから9キロ位歩いたであろうか。少々風があったが、かえって心地よく感じた。途中のコンビニでおにぎりを買って頬張りながら歩いた。小さな公園でベンチに座って食べようとしたが、止まると寒いので断念。家に着いた時にはもう暗くなっていた。火星と月がとても美しい空であった。
 心地よい疲労は眠気を誘う。夕食は食べずに先ほどまで寝てしまった。

 明日は10時から講座、13時から会議、18時から都内での集会。結構ハードスケジュールであった。

 本日は早目に風呂に入ってさらに寝てしまうのがいいようだ。


他愛もない話

2016年12月07日 14時08分51秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 先日友人と他愛もない話をしていた時に、「居酒屋はどんな店がいいか」という話題になった。みんな「魚料理」美味しいところ、「絶対に焼き鳥」、「ホッピーがあるところ」、「日本酒の種類が多いところ」、「肉とビールがうまいところ」・・などなど様々、どう考えてもまとまりそうもないそれぞれの嗜好が語られた。私はどちらかというと、「魚と野菜」「お酒の種類」「安い」「焼き鳥なら皮が美味しいところ」といろいろな人に頷いていた。
 ただみんなの意見は食べ物、飲み物中心だったので、意義を挟まずに聞いていた。それで話題は他に移ったのでそのまま私は飲み続けていた。
 帰りの電車の中で何故かその話題が浮かんできた。そのときに「わたしならどんな店を選ぶか」という質問を受けたらどう答えようか、と考えてみた。半分眠い中で思い浮かんだのが「厨房がきれいであることと、調理人の作業衣が清潔な店」、「便所が清潔で石鹸がちゃんと置いてある店」、「テーブルやカウンターがきれいな店」、「店員が大声を出さない店」、「メニューがわかりやすく、値段がしっかり記載されている店」、「常連がわが物顔でのさばっていない店」。
 お店の責任ではないが「店の中でサラリーマンが上司や同僚の悪口や批判を開陳していない店」というのも思い浮かんだ。
 賑やかな店、静かな店というのはその時々の気分で選択するし、財布が軽い時は賑やかな店の方が安い。滅多にないが財布にゆとりがある時は静かな店の方がいい。ヘタに声をかけられるよりは放っておかれた方が嬉しい。静かな店というと寿司店が入りやすいが、最近では蕎麦屋でも静かに飲める店があることに気が付いた。馴染みの店などがあるほど裕福ではないが、出来ればそんな店があると嬉しいかもしれない。
 酔った帰りの電車の中ではこんなことを考えながらうつらうつらしていると、時間が経つのが早い。

 さて本日はどんな店に入ろうか?

フォーレ「ピアノ四重奏曲#1、#2」

2016年12月07日 10時58分38秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 私はクロード・ドビュッシーのむ音楽がどうしても馴染めない。レコードの時代に誰かの演奏で映像第1集・第2集」を購入したが最後まで聴く気力がなくなった。それ以降、ミッシェル・ベロフのピアノで「映像第1集・第2集」、「前奏曲集第1巻・第2巻」などをまず購入して耳に慣れようとしたがどうしても途中で放り出してしまう。
 それ以来「フランス音楽」というとドビュッシーを真っ先に思い浮かべて拒否反応を起こしてしまう。これは「フランス音楽」にとても失礼な「食わず嫌い」で申し訳ないと思っている。ドビュッシーが自分の感覚に合わない、ということで他のフランスの作曲家まで避けるというのはいかにも情けないとは思っている。
 人からはラヴェルやフランクはいいよ、といわれるが一部の曲を除いて聴くことはほとんどない。ただしどういうわけかフォーレの曲には惹かれるものがある。
 まずはユボーの演奏でピアノ作品全集をたまたま購入して、気に入ってしまった。そしてユボーの室内楽全集はいつか購入しようと思っていた。先日レコード店でCDの2枚組2巻を見かけて、妻に内緒で思い切って購入してしまった。室内楽としては残るのはチェロソナタ2曲とエレジー、シシリエンヌ、「塔の中の奥方」(ハープ独奏曲)である。チェロソナタは是非聞きたいと思っているのでいつか購入する機会を狙っている。
 室内楽全集の第1巻の一枚目はピアノ四重奏曲第1番と第2番。この2曲はそれぞれ初期、中期を代表する曲であるという。解説やネット情報などによると、フォーレの初期・中期・後期それぞれに室内楽曲が転機の曲となっているように思われる。
 第1番はヴァイオリンが活躍する。第2番は重々しい出だしがことのほかいい。
 共に秋から冬の夜にしみじみと聴くに相応しい。
 録音は、1969年となっている。47年前の録音だが、音質はとてもいいと思う。