Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

落葉と枯葉

2016年12月25日 22時59分04秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 軽くウォーキングをしている時、小さな公園で一休みした。落葉を踏みながらベンチまで。そしてベンチから青空を眺めているうちに寒さを感じて立ちあがって再度歩き始めた。
 落葉を踏むと体が軽くなる。落葉を掃くと空気がビリッと締まる。落葉には重さがあり、枯葉は重力を拒否する。そんなことを考えながら帰宅した。

★落葉掃くおのれを探しゐるごとく    平井照敏
★落葉踏む互い違いのうらおもて     藤田誠三
★朴落葉いま銀となりうらがへる     山口青邨
★枯葉舞ふ死にも悦楽あるごとく     林  翔
★人生へのこだわりの声枯葉道      菅原 涼

部屋の大掃除終了

2016年12月25日 15時20分12秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 最後に床に掃除機をかけて部屋の大掃除終了。本棚の整理よりも机の引き出しの中の整理といらない文具の廃棄の方が時間がかかった。パソコン周りの文具入れなどの整理も時間がかかった。普段机の上が未整理の書類の山で作業スペースがなく、パソコンのディスプレイ周りを作業スペースにしていたので、部屋が随分と広く、そして明るくなったように感じる。3年に一度位は大掃除をしないと未整理の書類と不要な文具と埃に埋もれてしまう。
 年末の冬の午後の陽射しが眩しく部屋を照らしてくれている。
 かなり疲れたので少し休憩してから、1時間ほどのウォーキングに出かける予定。うと思っている。

★年用意夫より猫の手の欲しき    向山ちか子
★年用意靄あたたかき日なりけり   久保田万太郎
★窓越しに日ざしの乱舞年用意    庄司たけし

一句目、ここ十数年も私の妻は私に手出しをさせない。二句目、意外と年末の大掃除の日、あたたかい冬の日に恵まれることがある。現役の頃はそれがもったいなかった。三句目、乾燥した部屋の空気の中を埃の乱舞が低い陽射しの中で舞う。大掃除の日は人間の動きのように激しく行き交う。

年賀ハガキを購入

2016年12月25日 10時06分53秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日年賀状を購入した。チケットショップで1枚46円と6円安かった。他の店では1枚48円であったのでそこはパス。しかし購入後他の店の前をとおったら1枚45円。チョイとがっかりした。
 しかし郵便局で包装したままの茶色の紙で梱包された200枚入りの束が大量に棚におさめられているのを見ると、どこから仕入れて来たのか、不思議な気持ちになる。
 昨年郵便局員がノルマで買い取らされて問題になっていたが、やはり今年もそのようなものが出回っているのだろう。出所はどうであれ、チケットショップでの販売自体が合法である以上、安い方に客は流れる。私も一昨年から利用している。チケットショップの前は列ができている。

 もしも大量に出回っているハガキがそのような出所のものが大半だと仮定すると、ノルマが厳しくなればなるほどチケットショップでの販売価格と引き取り価格は安くなり、正規の販売価格との差は、広がることになる。そうして職員の負担はますます大きくなる。その負担の上に年賀状の販売実績が公表される。正規での販売ルートでこなされるハガキは減少する。実体と名目の差が大きくなるばかりである。
 ハガキを貨幣に置き換えれば、どこかの国の経済政策と同じではないのか。

 しかも来年はハガキが10円値上げとの報道がされている。年賀状は今後ますますメールにとってかわられそうな気配がする。