Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

消えた年金、はたして我が家は‥

2017年10月16日 22時48分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 朝36.5の熱、ときどき軽い片頭痛がするほかは調子がよかった。私にしては起き抜けの体温として少し高めだが、雨の中、朝からの会議に出かけた。
 15時過ぎまで、ワイワイ・ガヤガヤと楽しい賑やかな会議、そして15時半から約45分間、年金問題で現職の職員に来てもらって、「加給年金と振替加算」について講演をしてもらった。年金の問題というのはなかなか難しい。制度が複雑で個別のさまざまな事情が絡むといっそうこんがらかってくる。難しいから放置してしまう、ということの繰り返しである。もうひとつやはり年金事務所というのが、遠い存在である。地方自治体の窓口に較べると距離も遠いし、馴染みもない。年金問題以外で訪れることはあり得ない。そのためについ行くのが億劫となってしまう。我々自治体の働いてい人間ですらそう思う。
 会場の後片付けも終わり、17時なって会場をあとにした。途中18時から桜木町で枝野幸男氏の駅頭演説会があるとのことで誘われたが、また熱が再発すると困るのでそのまま帰宅した。

 帰宅して着替えて、30分ほどベッドでウトウト、食後もすぐに寝てしまった。熱は36.3℃と平熱の上限あたり。会議というのは、資料の準備から配布、交通の支給、机や椅子の位置の変更、後片付けと慌ただしい。終了すると疲労困憊である。会議とはただ座って頭を働かすものと考えている人は、裏方の大変さを是非想像してほしい、と毎回内心では思っている。
 なお、朝からときどき片頭痛がするのは止まっていない。明日1日かけてこれがおさまってほしい。

 しかしそれにしても寒い。横浜では深夜0時30分に記録した14.5℃が今も最高気温として掲載されている。今はそれよりも気温が低いということである。妻がガスストーブを出してきた。試験運転と称して10分ほど点火したが、さすがにあっというまに暖かくなってすぐに消した。

 まもなく、風呂に入って今夜も早目に就寝。

秋時雨(あきしぐれ)

2017年10月16日 21時27分40秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 秋雨というとことばどおり秋に降る雨、ということで終わってしまう。俳句では秋霖(しゅうりん)、秋黴雨(あきついり)などのことばがあり、もの寂しいという情感が張り付いている。
 そして秋時雨というと私はもっと冷たい雨を想像する。同時にもの悲しさ、寂しさ、孤立感などの意味合いも強まる。
 本日も含めて関東地方で3日も降っているこの雨はまさに「秋時雨」の感がある。

 芭蕉ならばひょっとしたらそのような言い古され固定的な美意識などが張り付いてしまったことばは採用しないかもしれない。しかしやはり人というのはことばに先人の美意識を貼り付けてしまうものなのだろう。俳句が衝迫力を失ったといわれるのは、俳句の大衆化がかえって言葉、季語の自由度を無くし、この言葉・季語はこのように使うものだ、という規範が強くなりすぎてていることもあるように思える。季語に新しい情感が加わった俳句を時折見かけるととても新鮮に思えることがよくある。反対に使い方を間違っているな、という場合も多々ある。冒険というのは難しいものである。

★マッチなき暮らしいつより秋時雨    橋本榮治

 この句には当然「秋雨の瓦斯がとびつく燐寸かな/中村汀女」が念頭にあったと思う。どちらが先かは、自信はないが‥。

比較文明学会第35回大会

2017年10月16日 18時03分37秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 昨日友人から案内が来た。大学時代の同窓生がかかわっている「比較文明学会」の第35会大会「文明と暴力-平和な世界のために-」が開催されるという。大学は退職になったが、非常勤で週2回教えているとのこと。
 私も興味を持ったので、28日(土)に参加するつもりでいる。