Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「怖い絵」(中野京子)

2017年10月23日 23時10分38秒 | 読書


 本日読了した本は「怖い絵」(中野京子、角川文庫)。3冊のシリーズ内最初に出版されたもの。昨晩読み終わった「怖い絵 泣く女篇」は2冊目であった。
 今回勉強になった作品は、ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」、ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」、クノップフ「見捨てられた街」、ベーコン「ベラスケス<教皇インノケンティウス十世像>による習作」、ムンク「思春期」、ジョルジョーネ「老婆の肖像」、ルドン「キュクロプス」、グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」。
 この内、ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」、クノップフ「見捨てられた街」はすでに若干の感想をこのブログに掲載した。
 ベーコンとベラスケスの「教皇インノケンティウス十世像」の比較については、いつか触れたいと思う。政治家、政治というものに対する捉え方からさまざまな感想があると思う。私なりに整理したい課題でもある。
 ジョルジョーネ「老婆の肖像」は、力の入った論だと感じた。女性ならではの視点だと思うが、とても惹かれた。

 

やせ細った秋刀魚

2017年10月23日 19時13分29秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 今年の秋、初めて秋刀魚の塩焼きを食べた。しかしどうしてこんなに身が細く、脂ののっていない秋刀魚でなくてはいけないのか、食した秋刀魚には申し訳ないが、とても寂しい思いがした。
 これ以上、身の太い秋刀魚はなかったと、妻のひとこと。本当に今年は不良なのだろう。塩焼きよりも煮付けの方が美味しいかもしれないと感じた。

 久しぶりの散歩、汗をかくほどのスピードでは歩かなかったが、それでも時間あたりで6000歩で歩いた。家についてみると1万4千歩をカウントしていた。雨と風邪にたたられていたので、急にたくさん歩くと膝に負担がかかりそうなので、本日はこの辺でやめた方がよさそうである。

 神奈川大学の生協経由という遠回りをして横浜駅まで。帰りはバスを利用。風は強かったが、爽やかな風であった。

「怖い絵 泣く女篇」(中野京子)

2017年10月23日 12時01分02秒 | 読書


 昨晩は結局どこにも出かけず、台風による雨の音を聞きながら過ごした。読み終わった本は「怖い絵 泣く女篇」(中野京子、角川文庫)
 ブレイクの「巨大なレッドドラゴンと日をまとう女」、ベックリン「死の島」、ファン・エイクの「アルノルフィニ夫妻の肖像」は勉強になった。前2作品は初めて目にする作品であるとともに、解説がないと理解できない作品でもある。とくにブレイクは気になる画家だが、ひとつひとつ解説が必要である。
 ファン・エイクの作品、解説が当たっているかどうか断定はできないが、これまで私が抱いていた疑問は解消されたような気がした。
 副題にもなっているピカソの「泣く女」、これまでの解釈や背景を再確認できた。

   



台風一過

2017年10月23日 11時11分47秒 | 天気と自然災害
 午前10時半の段階では、横浜市域には警報はなくなり、大雨・洪水・強風・波浪腸違法に切り替わった。
 横浜市内に出ていた、避難勧告などは順次解除されつつある。
明け方まで強い風が吹き続け、風の音や向かい側の号棟のベランダに置いてあ物の出す音で2回ほど目が覚めた。瞬間最大風速を明け方4時過ぎに32.3メートルを記録したようだ。
朝の内、団地内を巡回して倒木等が無いのを確認できてホッとしている。現在は風は強めだが、待望の太陽が顔を出している。
 風で散った葉や小枝の処理がこれから大変である。

 久しぶりの太陽なので、午後からは散歩に出てみようかと思う。

雨の次は風が強まる

2017年10月23日 02時17分19秒 | 天気と自然災害
 0時半過ぎに横浜市域から雨の区域が消えた。今度は1時過ぎから一挙に風が強くなり始めた。風の唸り声が団地の中を駆け抜けていく。
 強い雨の音とは当然違うが、雨の音以上に不安な気分を駆り立てる音である。これが明け方まで続くらしい。

時間雨量80ミリ

2017年10月23日 01時03分05秒 | 天気と自然災害


 日付が変わる直前から一段とひどい雨となった。雨の音が夜の闇を押しつぶすように聞こえる。団地の中の木々が悲鳴を上げているようにも聞こえる。レインアイよこはまを見ていると、時間雨量換算で80ミリに及ぶ雨の区域が通過している。
 以前にもこの80ミリという雨を体験したが、何か80ミリという数値、ひとつの境界値なのだろうか。これを超えると雨に音の圧力が加わるような気がする。落ちてくる雨の圧力というものも一段と強く感じる。別の世界に迷い込んだような、怖さを感じる。
 樹木の葉をたたく雨の音、地面やアスファルト、建物の躯体にぶつかる雨粒の音や圧力が、人の耳に自然の恐怖を思い出させるのではないか。

 昨夜23時40分に、横浜市域の北部にも土砂災害警戒情報が出された。がけ崩れの危険が高まっているということである。これで全市域に出されたことになる。
 これにともなってあらたに出された避難勧告の地域はこちら。⇒【こちら