Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

風はようやくおさまった

2018年04月07日 23時40分28秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 風もようやく収まった。雲の切れ間から星がわずかに顔を出していた。木星はすぐに分かったが、あとは雲の切れ目にところどころ見えるだけなので、道程は困難だった。公園のベンチにでも座ってじっくり眺めればわかるであろうが、ウォーキングの途中なのでチラ見で終わった。昨日はほとんど歩かなかっただけで、本日の夜の45分のウォーキングは足が重く感じた。

 明日は朝から団地の管理組合の会議。資料は盛りだくさんになってしまった。やはり年度がわりで、いろいろと立込んでいる。

 終了後は特に予定はないので、日曜日で混んではいるだろうが、横浜駅界隈に出向いてみる予定。

日本列島の創成

2018年04月07日 21時05分34秒 | 読書
 本日は明日の会議の資料作りをしながら、団地内の見回り2回、そして若干の読書で時間が過ぎた。
 「近代日本の一五〇年」(山本義隆、岩波文庫)とニュートン1月号の「日本の起源第2回日本列島創成史」を再読。

「日本列島の起源」はやはりどうしても腑に落ちない。日本海の拡大の原因をフィリピン海プレートの北から北西への進路変更とそれにともなう大陸地殻の「ロールバック」とプレート三重点の東への移動に求めている。日本海溝拡大の力の源泉を探ろうとする着眼点は評価したいのだが、すっきりとはしない。複雑すぎるし、三重点の移動のメカニズムについても詳細が語られていない。最後の「九州は将来二つに分離」というくだりも、これは良く語られることではあるものの、議論が唐突で飛躍しすぎてはいないか。かぎられたスペースではやむを得ないが、無理に詰め込み過ぎである。

 日本海拡大の力の源泉について納得のいく論考が欲しい。素人の私は、太平洋プレートとフィリンピン海プレートが大陸地殻の下でコールドプルームとしてマントル内への落ち込みの反作用と考えているが、そのような説には出くわしたことがない。しかしそれ以外にスッキリとした拡大の力の源泉について触れた論考が見当たらない。そのような論考があれば、意外と早くアマチュア向けに解説本が出るのではないかと期待しているのだが‥。

風はいまだ強い

2018年04月07日 17時42分28秒 | 天気と自然災害
 本日の最大瞬間風速は23.2メートルとなっている。昨日よりも強い南西の風が吹いたようだ。
 現在は間、少しだけ風はおさまり、陽射しも出てきた。そして空気が冷たく感じる。私の住むところは北側の住棟が風をさえぎるので、北風は直には当たらないので、はっきりしないが、建物の上を過ぎる風は北寄りに変わったように思われる。レインアイよこはまの画面を見ると神奈川県内にいくつかある、範囲の狭い雨の区域は停滞ないし少しずつ南下している。

 本日はとうとう団地の周囲を出ることはなかった。間もなく日も沈むころ合いなので、これからもう一度団地内の樹木の枝折れなどがないか見回りをすることにした。

春疾風、再び強風が吹き荒れている

2018年04月07日 13時36分20秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 横浜では昨日からの強風・波浪注意報が解除されないので、不思議に思っていた。
 午前中に一時風がおさまったように思えたので、団地内の樹木の枝折れなどの見回りに出かけた。特に異常がなかったのでホッとしていたら、昼食中に突然強い風が吹き始めた。昨日よりも強い風に思える。今現在の風速・風向のデータはまだ気象庁のHPには反映されていないので不明。この分では風がおさまったらまた巡回しなくてはいけなくなった。
 団地の明日の会議のための資料作りは、ほぼ出来上がった。しかしこの風ではウォーキングに出かけるには勇気がいる。
 弱いながら雨も再びパラついてきた。

★ひとごとに心閉ざすや春疾風    井上正美
★ひとことが残す乱あり春疾風    太田静子


 春愁ということばにしてしまうと気持ちは伝わらない何事かへのこだわりが、いつも人にはある。こだわりや、執着は人には理解されることもないし、たやすく理解されるならばそれは悩みでもこだわりでもない。あらかじめ通じ合わないものとして、諦念として、持ち続けなければならないものである。
 だが第2句、心を閉ざす場合が人からもたらされる場合も多々ある。ほんのひとことが心にささる。普段気にならないひとことが、春であるゆえに心に引っ掛るのである。自分にとっては世の中の大乱に遭遇したようにも感じる。若さゆえの傷つきといって済ませてしまうことはできない。この歳になっても波紋は嵐のように大きく広がる。