Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

月と宵の明星とアルデバラン

2018年04月19日 23時12分34秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 日没後、北西の空に三日月と宵の明星が並んで見えた。三日月のすぐ下にはおうし座のアルデバランが見えた。一等星とはいえ、そして三日月とはいえ月の明るさのすぐ傍では一等星も弱々しい輝きである。

 このアルデバラン、アラビア語のアラビア語のアッ・ダバラーン(ad-dabar?n)に由来するが、意味は「後に続きもの」といわれる。プレアデス星団(すばる)に続いてのぼって来ることからついたようだが、和名でも「統星(すばる)の後星」とも「統星の尾」ともいわれ、アラビア語名の由来と変らない。不思議な命名である。
 またこの星、太陽から65光年と比較的近く赤く輝き、赤色巨星である。さらに惑星の存在が確定している。現在パイオニア10号がこの星の方向に進んでいることでも有名だが、アルデバランに最接近するのは200万年後といわれ、人類そのものが存在しているかどうかも分からない。

霧島山の噴火

2018年04月19日 20時50分24秒 | 天気と自然災害
 本日15時39分、霧島山が噴火したようだ。そして噴火警戒レベルが3に荷上がった。
 【気象庁の発表はこちら⇒http://www.jma.go.jp/jma/press/1804/19a/ebinokogen180419.html
 霧島山付近のえびの高原、かなり活動が活発のようだ。


豆ごはん

2018年04月19日 13時42分00秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 21日(土)夜の会議の資料作り、予定よりは早く8割くらい終了。残りは夜にすることにした。明るい陽射しの上、風もなく、外を散歩したくなった。買い物がてら二人で出かけることにした。
 昨日はグリーンピースの豆ごはん。俳句では夏の季語であるが、はたしてこのご飯に現代の人は季節を感じるであろうか。

★豆飯や湯気の彼方に戦後あり    高田やすを

 前後、とはどんなイメージなのか。言いきらぬが俳句なのだが、やはり気になる。終戦直後など特定の過去を回想しての句なのか、今現在が「戦後」だとの感慨なのか、それも分からない。人それぞれに「戦後」ということばに反応する。その個別の戦後の総体を引受けるなどできないが、人はそれぞれの自分のイメージの「戦後」に従って、「戦後」ということばを理解する。「戦後」は数億にたっする戦後に生きた人々の数だけ戦後のイメージがある。
 だが、これを忘却したり、基本となることをわざと捻じ曲げることだけは許されない。置いた人間には体験を誠実に伝え、忘却や捻じ曲げることや悪意ある解釈を正す責任がある。