本日は二十四節気の清明(せいめい)。あるいは穀雨である4月20日までの期間をいう。清浄明潔を略したものともいう。沖縄では「清明(シーミー)祭」として墓参などを行う。
日本の七十二校では、
初候は、玄鳥至(つばめ いたる)=燕が南からやって来る。
次候は、鴻雁北(こうがん きたす)=雁が北へ渡って行く。
末候は、虹始見(にじ はじめて あらわる)=雨の後に虹が出始める。
となっている。
本日は残念ながら熱い雲が空を覆い、今は弱いが雨もかすかに降り続いている。そして肌寒い。
★清明の詰襟きつき喉仏 岡部秀子
この時期、入学式でもある。たぶん中学校に入学したのであろうが、制服が詰襟であった時代、声変わりした息子の逞しさに驚く母親であろうか。
私は詰襟ではなくブレザーとネクタイであった。同級生が公立中学に行って詰襟を着ているのを見て、暑苦しそうで、かつ喉が痛そうに見えた。私はどうしてもあの詰襟を着るのが嫌であったことは明確に覚えている。すがすがしさは感じなかった。かといってブレザーとネクタイの制服も好きにはなれなかった。「制服を着せる」という思想が嫌だったのだと思う。どうして日本では、子どもを型にはめ込もうとするのだろうか。最近は子どもだけでなく、企業は新入社員を服から日常生活まで型にはめないと気が済まないらしい。新入社員どころか社員の24時間365日を支配しようとする。
日本の七十二校では、
初候は、玄鳥至(つばめ いたる)=燕が南からやって来る。
次候は、鴻雁北(こうがん きたす)=雁が北へ渡って行く。
末候は、虹始見(にじ はじめて あらわる)=雨の後に虹が出始める。
となっている。
本日は残念ながら熱い雲が空を覆い、今は弱いが雨もかすかに降り続いている。そして肌寒い。
★清明の詰襟きつき喉仏 岡部秀子
この時期、入学式でもある。たぶん中学校に入学したのであろうが、制服が詰襟であった時代、声変わりした息子の逞しさに驚く母親であろうか。
私は詰襟ではなくブレザーとネクタイであった。同級生が公立中学に行って詰襟を着ているのを見て、暑苦しそうで、かつ喉が痛そうに見えた。私はどうしてもあの詰襟を着るのが嫌であったことは明確に覚えている。すがすがしさは感じなかった。かといってブレザーとネクタイの制服も好きにはなれなかった。「制服を着せる」という思想が嫌だったのだと思う。どうして日本では、子どもを型にはめ込もうとするのだろうか。最近は子どもだけでなく、企業は新入社員を服から日常生活まで型にはめないと気が済まないらしい。新入社員どころか社員の24時間365日を支配しようとする。