不気味な雲と南よりの風が終日

　強風・波浪注意報が出ている横浜。夜が更けるにしたがい強くなっている。風の唸る音がますます強く聞こえる。昼間も黒い不気味な雲が速いスピードで南から北に飛んでいた。
　ベランダの鉢がひとつ倒れていた。壁際に寄せ集めて倒れないようしていたのだが、寄せ方が足りなかったようだ。
　気象庁のデータを見ると、２１時前には最大瞬間風速で２４.４メートルの南西の風を記録していた。
　時間雨量に換算して２０ミリほどの雨も降っている。

探しものを見つけた安堵感

　一日中家の中を探し回った歩数計が、ようやくつい先ほど見つかった。ベッドの脇に隠れていた。ここも何回か探したのだが、マットと壁のと間に紐がひかかっていたらしく、先ほどポトンと音がして床に落ち気がついた。
　探し始めてから１４時間ぶりの発見である。
　夕べ酔ってベッドに倒れ込んだとき、ズボンのポケットからずり落ちて、マットと壁の間に日かかっていたらしい。マットを少しだけずらして探していたのだが、ずらし方が足りず、床に落ちなかったようだ。これだけ執念深く探した甲斐があったと思うと同時に、とてもすっきりした気分である。昨晩家の中で歩数計を見た記憶があったのに、外で亡くしたのかもしれないと考えざるを得ないのがどうしても腑に落ちなかった。

　「探しものは何ですか」という井上陽水の歌ではないが、なかば諦めてベッドに倒れ込んだときに見つかった。探している時も、何を探しているかさえ自覚しないで部屋中をひっくり返していた。

　結局本日はウォーキングをする気力をなくしており、昼間も内科を往復しただけなので、スマホの歩数計では４０００歩ほどしか歩いていない。

　本日は足の休養日と考えることにした。

風が強い一日

　横浜市でウォーキングポイントという事業があり、歩数計を購入してアプリでデータの履歴を確認できるのだが、肝心な歩数計を紛失してしまったようだ。
　昨日の夜に帰宅した時に一日の歩数を確認したつもりなのだが、家の中のどこにもない。今朝から一日中家の中を探し回っているのだが、どうしても出てこない。
　妻は、帰宅途中歩いている間に落としたのではないか、というのだが、私の頭の中では帰宅後の家の中で一日の歩数を確認した記憶がある。それこそ狐につまされたような気持である。

　さて本日はとても風が強い。今も唸り声をあげて風が吹いている。１５時過ぎには１５メートルを超す風が吹き、最大瞬間風速もほぼ同時刻に２１.６メートルを記録している。
　夕方、いつもの内科で血圧の薬を処方してもらった。雨は降らないと判断して傘を持たずに出かけたが、帰りには雨が降り始めた。コンビニで待機をして、いったん雨が上がったのを確認してから走るようにして帰宅した。ほとんど濡れずに帰宅出来でほっとしたる

読了「敗戦日記」(高見順)

　ブログに記載するのを忘れていたものがあった。「敗戦日記」(高見順、中公文庫)読了。
　パソコンの横の印刷用の紙をしまってあるカラーボックスに放置してあった。覚書風に引用したかったページの端を折っているが、どこの個所だかすぐには思い出せない。とりあえず表紙のみアップすることにした。
　読了した日付が思い出せない。たぶん正月ごろだったと思うが‥。なんとも情けない話である。
　記憶に残っているのは、１９４５年８月までと、８月１５日までの約１か月、８月１５日から１９４５年末位まで、そしてそれ以降との微妙な違いがあったようだ。その微妙な違いは再読してみる価値はあるかもしれないと思う。特に戦中の日本軍が大陸でしたことへの言及、アメリカ軍への評価軸、占領下の日本の知識人の振舞いやマスコミへの批判なで、私がはてな、と思うことも含めて、思い出してみたい。