本日から読み始めたのは「ダ・ヴィンチ絵画の謎」(斎藤泰弘、中公新書)。昨年3月に出た本であり、すでに購入して1年近く経っていた。最近美術関係の文書をアップしていない。この本と「セザンヌ物語」が読みかけの本として私の本棚に残っている。
入院中に読んでいた「セザンヌ物語」(吉田秀和、ちくま文庫)は次に読む予定。
ダ・ヴィンチは私はあまりなじみはない。あまりに有名なので、作品の写真を見る機会は多いし、多くの解説書などでは目に触れる機会も多いし、いくつかの作品は日本で見る機会もあった。感心もある。手稿も見る機会が何回もあった。さらに「最後の晩餐」は数年前にミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画として実際に目にする機会も得た。損傷の多い絵画として有名である。実際の作品を目にして「感動」、という現状ではなかった。だが、ダ・ヴィンチの功績は、解説などを読んでみないと分かりにくい。
ということでこの本を購入してみた。