「降水確率」とは‥

　明日は午後から雨が降るようだ。午後の降水確率は６０％、ただし午前中の降水確率も３０％。午前中の確立は微妙な数値である。この「降水確率」という

　ウィキペディアの解説を要約すると、降水確率は次のようになる。
★降水確率は、過去に同じような気象状況となった際の降水の情報をもとに、統計処理により確率を算出する。つまり、いわゆる「経験則」に基づく。具体的には、降水確率ガイダンス(PoP)というガイダンスモデルを用いて予報を行う。PoPでは、アメダス・気象台観測値や全体的な気圧配置等の過去の記録をパターン化した資料をあらかじめ作成していて、これに直近の観測値を入力することで、予報の出力を得る。出力されるのは、格子点ごとの確率値であり、これより各予報区域内での平均値を求めると、予報区域内での一定時間内の「降水確率」が算出される。
　予報の性質上、例えば、1つの予報区域に多数の観測点がある場合は、全地点で１ミリ以上の雨が降った場合を「雨が降った」と考える。降らなかった地点がある場合は、降った地点数÷全地点数×100(%)の的中率ということになる。
　降水確率は、統計的な資料に近いものであり、事例ごとに考えれば当たる場合と当たらない場合が必ず出てくる。一方で、長い目で見れば当たる場合が多くなり、結果的に利益が大きくなる。つまり、降水確率は、１回の予報による成果の可否よりも、多数の予報の成果を総合的に判断して可否を考える種類の天気予報である。
　例として、「○○県のX月X日12:00～18:00の降水確率が３０%」と発表された場合、X月X日12:00～18:00に１mm以上の雨が降る確率値の、○○県内を格子状にブロック化した各ブロック内の平均値が、約３０%(２５～３４%)であることを意味する。
単純には、降水確率３０%の予報が出た場合、統計的には１００回に３０回の割合で雨が降る、と考えてもよい。

　私はどうも「統計的処理」「統計的な表現」というのが、ピンとこない。こんなことを考えているうちに、パソコンの前で寝てしまっていた。

台風２５号

　台風２５号の中心気圧は明日６時には９５０ヘクトパスカルと少しだけ衰えるようだが、非常に強い勢力のまま沖縄に近づいている。
コースは２４号よりも北寄り、対馬海峡を日本海に抜け、北海道に向かうらしい。済州島・対馬・釜山が直撃されるコースである。

　明日以降は神奈川県も明後日まで雨が降り続き、気温は２２℃くらいまでしか上がらない。しかし日曜日からは雨はあがるものの、気温が３０℃を超える予報となっている。これだけ気温差があると体調維持もなかなか厳しい。
　風は２４号ほどではないかもしれないが、強風が吹くことは間違いがない。２４号で枝折れ等が私の住む団地でもあり、小枝や葉っぱの片づけはまだ終了していない。これ以上の被害は勘弁してもらいたいものである。

ズレと個性

　朝から空一面に雲。薄曇りである。太陽のあるあたり、太陽の姿は見えないが、見つめると眩しい。天気予報では「晴れときどき曇り」、昨晩と変わっていない。「晴れ」というのは無理がありそう。最高気温の予報が２５℃。
　上着は半袖か長袖か、判断に迷う人も多いのではないか。私はまだまだ半袖。だが出かけるときは薄いウインドブレーカーをリュックに入れておく。昨日はお昼前の電車の中ではもうコートを着込んでいる人がいて驚いた。

　私は普段から人よりは１枚はいつも少ない。着るものにかぎらず妻から「他人と少しズレがある」と云われる。本人はまったく気にしていないのだが、長年云われ続けると「そうかもしれない」と思うようになる。

　今回の病気も、あまり聞くことのない稀な病気であるらしい。「他人とズレがある」だけでなく、「周囲をあたふた、オロオロさせる」と云われると恐縮してしまう。でもこればかりは好きでこのような事態になったわけではない。
　ズレがあるのは、個性的であることの裏返しだ、存在感があっていいではないか、と開き直れるほどの度胸がないのが、寂しい。

　本日は岩波文庫の「尾崎放哉」を読み終わってしまいたい。感想をうまくまとめられるか、自信はない。私の好みとは大きなズレがある。私の好みは他の方とはズレガあることは承知している。