Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日の会議

2019年02月17日 21時54分00秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日の会議のための資料をA4で1枚を作製。しかし明日は朝から夕方まで会議の連続。一つの会議は1時間以内で終わるが、事前会議が4つほどと本番の全体会議が最後に行われる。明日はメール作業はないので、終わるのは15時半くらいには終わるはずである。
 しかし終了後に懇談会が行われるはず。久しぶりに参加してみる予定でいる。

 メール作業が行われる奇数月は全体会議が終われば疲労困憊であるが、明日はその作業がないのが有難い。
 懇談会では軽くビール1~2杯でノンビリしたいものである。

歩き疲れた

2019年02月17日 20時01分10秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 風もなく少し暖かい街中をずいぶん歩いた。実入りのない仕事ということで、2万歩あまり。現役時代は安全半長靴という爪先に鉄の保護枠のついた靴をはいて現場周りをして一日に2万5千歩ほど歩いたことがある。靴が重くつらかった。

 本日は運動靴の上に重いものは持つ必要はなかったので現役の頃よりは楽である。だが、スタスタ歩くのであればもっと楽なのだが、時間をかけて歩きまわるので、いつもとは違う疲労感がある。
 今はコンビニが街中にたくさんあって便所を使わせてくれるのでずいぶん楽である。勤め始めた頃は、仕事で歩いてもコンビニなど便所を提供してくれる店はなく、苦労した。現場周りの計画を立てるときには便所のある公園や公共施設、商業ビル、鉄道駅などを入れ込みながら調査の順番を考えた。地域に慣れると特に計画を立てなくとも回れたものだが、慣れるまでが大変であった。

 今でも多くの後輩は同じように悩んでいると思われる。私服ならば喫茶店にでも入れるが、作業着ではそれは出来ない。ある時、どうしても我慢が出来ず、小さな本屋さんに頭を下げて便所を使わせてもらったことがある。快く使わせてくれたので今でも記憶している。今でもあの書店は開業しているのであろうか。いつか機会があれば近くを歩いてみたい。

 当時も今も、冬から春先は夕方になってくると夕陽が家々の遠景を照らす日がことのほかに陽射しが暖かく感じると同時に、風が冷たく感じた。この微妙な時間差が不思議であり、そしてその日の予定が終わりホッとする時間でもあった。

★春兆す没日は木々を蟹歩き       小檜山繁子

春めく

2019年02月17日 11時47分24秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 昨晩の風おさまった。静かなで暖かな日曜日である。昼前には出かけること。夕方には戻りたいとは思っている。

★春めきてものの果てなる空の色      飯田蛇笏
★春めくとすこし自愛のこころざし     小宮山政子


 第一句、昔から有名な句であるが、よくわからない句でもある。「ものの果て」が気分としてはとてもよくわかるのだが、具体的にどういうことかと問われると答えられない。暖かくなったり、寒くなったりを繰り返しながら春の実感が次第に作者に宿った、というのはどうもピンとこない。何かの仕事や自分のこだわってきたことがようやく一区切りがついた、というのと春になったという充実感とが綯い交ぜになったという解釈もできる。しかしどこか捕まえようがない。捕まえようがないのが、春めく、の実体であるが。
 第二句、この心境も今ひとつ。特に現役時代に冬から春、年度末から年度明けの忙しい時期を過ごした人には、5月の連休、夏の始まりにならないと体を休めることも、気分が落ち着くことあまりない。自愛の気持ちは、春には難しい。追い立てられるような春が多くの人の実感ではないだろうか。気分としてはこうでありたいと思うのだが。
 両句とも、現役を退いても追いまくられる私には、羨望の気分である。