Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

パウル・クレー「造形思考 上」(ちくま文庫)

2019年02月27日 22時45分38秒 | 読書
 先ほど雨の中を帰ってきた。一番近くの駅からなので1000歩余り。本日は7千歩ほどで終了である。目標の4割ほど。昼間、雨の降る前にもう少し歩いておくべきであった。どんな時でも「後悔先に立たず」である。

 これより本日最後のエネルギーを使って、新聞の編集作業を少しばかり。




 さて本日より読み始めた本は「造形思考 上」(パウル・クレー、ちくま文庫)。どれだけ理解できるか、自信はまったくないが、読み進めてみることにした。少しでも理解ができるものがあればうれしいのだが‥。
 横書きの文庫本というのはどうもなじめない。まず形に囚われてしまうのは情けないのだが、歳をとったせいか、そんなことが気になってしまう。さて読み終わるまでいつまでかかるやら。

編集作業うまくいかない

2019年02月27日 20時19分17秒 | 読書
 退職者会のニュースの原稿、写真が多すぎて立ち往生。いろいろと無理が重なってしまった。もう少しゆとりのある割り付けにすれば良かったのだが。詰め込みすぎたようだ。そして字と写真のバランスが良くない。記事の原稿もあと3本来ていない。困った。

 悩んでいるうちに、本日の時間切れ。明日再度奮闘が必要。

読了「ギリシア神話」(中公新書)

2019年02月27日 10時28分07秒 | 読書
   

 昨日読み終わった本は「ギリシア神話 神々と英雄に出会う」(西村賀子、中公新書) 。
 久しぶりにギリシア神話を垣間見た。ギリシア神話は小学生の頃から星座などのいわれについて解説本で断片的に読んだが、神話全体について読んだ記憶はない。
 昔新潮文庫で「ギリシア神話」(呉茂一)や岩波文庫の「変身物語」(オウィディウス)などを読む機会はあったが、敬遠していた。何しろ複雑怪奇で統一していない。いろいろのびそーど的な物語があり、まとまりが無いように思えたのだ。
 ギリシア神話、少しでも思い出してみたいと思い、入門書として読んでみた。
 あとがきに著者の基本的な考えがまとめられている。

「ギリシア神話は、宇宙や自然、神々、人間、動植物などこの世界を構成するすべての事物や現象を、物語形式によって説明しようとした古代ギリシア人の思惟の結晶のひとつであった‥」
「すべての人が神話を額面通りに受け止めたのか、あるいは、誰もが神話を信じていたのかというと、そうとは言い切れない。‥早くも前6世紀に‥哲学史のクセノバネスは、ホメロスやヘシオドスの擬人的な神の観念と、盗みや貫通やだましあいを行なう神々の不道徳性を強く批判した。」
「訓話としての神話の機能、るいは人生の教師としての詩人の役割、教養としての神話と聞くと、神話伝説は説教臭に満ちたすこぶる退屈なものに見えてくる。だが、実際には、ギリシア神話は退屈どころか、大いなる娯楽であった。」