夜のウォーキングは寒く感じるようになった。やはり12月である。月は上弦の弓張月。21時半には間もなく西の地平線にとどきそうなほど傾いていた。富士山のちょうど上あたり。なかなかいい眺めである。
東から昇る月は満月が美しい。赤味がかかり、ヌッと出てくる。
西に沈む月は三日月か半月がいい。お皿や茶碗を上向きに地平線に置くように沈んでいく。その形が好みである。
本日のウォーキングははじめ西に向かったので、ちょうどいいタイミングで月を見ることができた。
帰りの折り返し点ではオリオン座・おおいぬ座、こいぬ座に向って歩いた。オリオンの全体の形を見るのは久しぶりのような気がした。
★中天にオリオン育ち子は遠し 岡田サチコ
★わが空にきてシリウスは踊り出す 林 誠司