つい今しがた歩いて帰宅。横浜駅から少しばかり遠回りをして歩いてきた。酔いもだいぶ醒めてきた。リュックは少々重かったけれど、歩いているうちに重さは気にならなくなった。横浜駅ではタクシーも長蛇の列、地下街も出入口が閉ざされる真際の為、駆け足で通り抜ける人が大勢いた。
昔は横浜駅は、12月26日を過ぎても大勢の現役の勤め人が忘年会帰りでごった返していた。最近は21時を過ぎると人はずいぶん少なくなったような気がする。友人によると人の数は変らないが、大勢で大騒ぎする人が減り、静かにクリスマスや年末を少数の人で個室の居酒屋などで過ごす人が多くなったので少なく感じるのではないか、という。それも否定できない。
大勢で騒ぐ忘年会は確かに減ったし、12月の上・中旬までに終わっているのではないか。さらに忘年会の単位がより少数の、ごく身近な職場の範囲に限定されてきている、という指摘もある。
それ自体は良い変化だと私は思う。70人、80人単位の大勢の忘年会というのは、なかなか難しい。むろん、いろいろと職場毎の事情はあると思うが、せいぜい50人までが限度ではなかろうか。
大勢の場合は軽く乾杯程度で一年のねぎらいをして、あとは小さいグループに分かれて楽しむという風に変わってきたと聞いている。クリスマスと同様に、家族で静かに年末・年始を迎えるというのは私は歓迎したい。あくまでも個人の好みの問題ではあるが、これを否定はしたくない。
そんなことを考えながら、横浜駅から歩いて帰宅した。