Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

プリンター買換えの誘惑

2019年02月24日 14時58分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 心地よい陽射しの一日である。朝のうち団地の会議を1時間ほど。今まで退職者会の新聞の編集作業。さすがにくたびれた。これから横浜駅までウォーキングと一服のつもり。新聞の編集作業が終わらないと落ち着かない。
 疲れたのか、欠伸ばかりで出てくる。

 先日からプリンターを見て回っている。最近はインクの容量が飛躍的に多くなり、それに伴ってモノクロでA4の文書1枚が0.3円とか0.4円というランニングコストのインクジェットのプリンターが出回っている。印刷する枚数が個人使用にしては大変多い私は、とてもそそられるのだが、今あるプリンターがまだ使えるので買換えかどうか悩んでいる。

 実は、写真用の6色インクのプリンターはもう廃棄をしてもいいかと考えてもいる。光沢の印画紙に印刷するような場合は自分のプリンターではなく、一枚いくらかの器械や、印刷屋さんに注文したほうが便利であるし、画面も綺麗である。

 ランニングコストのことだけを考えれば、プリンター買換えの誘惑は強いのだが、決断するにはまだまだ時間もかかると思う。当面は今のままである。


龍井茶を購入

2019年02月23日 23時36分14秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ヴェルディのレクイエムの公演が終わって県民ホールを出たのがだいたい17時頃。外は風が強くなり寒かった。氷川丸の傍を通って吉田町商店街にて、妻は買い物の予定であったが、目当てのドレッシングを販売していた店が無くなっていた。近所の老舗らしき店の主人に聞くと、だいぶ前に店をたたんだらしい。私も何年か前にランチを一緒に食べた記憶がある。
 その足で中華街にもどり、お粥の店を探して関帝廟通りで入店。お粥と小籠包を楽しんだ。中華街は春節が19日で終了していたが、土曜日ということもあり、大勢の人でにぎわっていた。
 帰りには、少しだけ高めの西湖龍井茶と、我が家の在庫がなりかけているジャスミン茶を購入。龍井茶はこれまで飲むことはなかったのだが、こんど挑戦してみることにした。日本の煎茶の方が飲みなれているのだが、はたして口に合うだろうか。明日の夕方に淹れてみる予定。

★旧正の路地の日ざしに芽ぐむもの    行方克巳
★春節や美少年見え竜の口        有馬日出子


 気象庁のデータを見ると本日の最低気温の標示は、22時現在の6.9℃であるらしい。あけがたよりも深夜の方が気温が低くなったようだ。明日は最低気温4℃、最高気温は13℃の予報である。本日よりも気温が低い予報になっている。月曜は雨が降るらしい。

久しぶりのヴェルディ「レクイエム」

2019年02月23日 20時34分21秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
      

 実に久しぶりにヴェルディのレクイエムを聴いた。以前にも神奈川県民ホールで聴いたことがある。前回は2階席の後ろの方で、金管楽器の音が頭上を通り過ぎてしまい、音響が残念な状態だった。今回はほとんど後ろの3階席のほぼ真ん中を購入した。
 まずは金管楽器と打楽器、そして合唱と独唱はとてもよく聞こえたと思う。しかし弦楽器があまりに弱い。弦楽器だけになるとそれなりに聞こえるが、舞台の弦楽器の位置そのままから音がらセリあがってくるような感じで聴こえた。音に広がりを感じなかった。
 ヴェルディのあの壮大な音楽の世界に浸るにはやはりこのホールの音響はちょいとさびしい。

 しかしさびしいと思ったのはそのことよりも、わたしが曲をほとんど覚えていなかったこと。この曲は以前にアマチュアの団体で演奏した時に参加したことがある。なので「中の人」としてずいぶん体験させてもらった。だいたいの曲の流れや、旋律は体に浸みこんでいたはず田。そしてCDでもずいぶん聞いた。だが、もう記憶から消え去っているのだ。
 「リベラメ」と弱音で静かに終るところにきて、ようやく最後まで来たと思い出した。情けなかった。だが、それでも十分堪能できたことは確かだ。今度はやはり音響効果のいいところで聴きたいものである。



本日は神奈川県民ホール

2019年02月23日 11時53分54秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 家から外を眺める限り穏やかないい日和だが、外に出ると意外と冷たい風である。午前中はそれなりのテンポよくニュースの編集作業が進んだ。といってもまだ下ごしらえの状態。囲み記事から少しずつ進展中である。

 これより病院へ出かけてから、県民ホールへ。昼、夜ともに外食。

老いの特権‥

2019年02月22日 23時33分53秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 外は寒くはないが、本日は夜のウォーキングも中止。体も重い。身体的に具合が悪いわけではない。気分がまったく落ち込んでいる。下降気味なのか、底に落ちこんでいるのか、見当がつかない。

 やはりこういう時は寝るに限る。明日の朝、目覚めたときにどのような気分であるか、見極めたいものである。体調や気分と常に会話を続けたいものである。いつ自分にとって危機なのか、探ることができるのもまた老いの特権。

本日の作業は中止‥気分転換へ

2019年02月22日 20時50分49秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 帰宅後、目がショボショボ、頭も疲れ、夕方から1時間半ほど寝てしまった。先ほど夕食のためにノコノコ起き出してから、1時間半ほど新聞の編集作業。なかなか作業が進捗しない。
 あまりもがいても間違いだらけ、変換ミスばかりなので諦めた。
 明日は午後から県民ホールにヴェルディの「レクイエム」を聞きに行くことになっておりすでに切符も手に入れている。こういう時にかぎって時間的なゆとりがない。一方でこのような時間がないと精神衛生上ますます行き詰ってしまう。
 明後日の日曜日は朝から団地の管理組合関連の会議。昼には終わるが午後にどれだけ挽回できるか、今から不安が先に立つ。

 ここまで記すと、自分の精神状態が良くないことがわかる。悪い方向へ、不安ばかりが先行している。一度リセットするために編集作業から思い切って離れてみた方がよさそうだ。

 読書タイムに切り替え、本日の作業はここまでにしたい。

一日の処理能力

2019年02月22日 16時36分20秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は朝から新聞の編集作業にいそしむ予定であったが、朝9時から15時まで付き添いで大病院へ。二人をつれて一つの病院の中を行ったり来たり、疲れてしまった。
 先ほど帰宅したものの、いくつかの用事があり、ようやくお茶を一服。ひと休みしてから新聞の編集作業に入らないと、入稿期日に間に合わなくなりそう。
 重なる時には急にいろいろなことが起きる。半分お手上げ状態。だが、昔ほどには体も脳も意欲も活発ではない。悲鳴を上げたくなる。

 一日のうちに処理できるボリュームも確実に少なくなっている。それだけではない、種類も限られているようだ。一つのことを10単位できるとしても、二つのことを5単位ずつ合わせて10単位できるかというと、無理だと悟っている。二つののことをするには頭の切り替えが必要である。そのためのエネルギーが必要になる。二つのことを処理するには合わせて6~7位の単位しかこなせないと感じるようになった。

 これが三つのことを一日のうちに処理しようとすると、併せて5単位くらいにまで落ち込むのではないだろうか。ひとつのことをする場合の半分しかこなせないと思う。種類が増えれば増えるほど処理能力は格段に落ちて行くのである。がっかりするが、現実はそんなものである。

読了「若冲」(角川ソフィア文庫)

2019年02月22日 08時34分17秒 | 読書
   

 「若冲」(狩野博幸、角川ソフィア文庫)を読み終えた。
 私としてはとても勉強になったと思う本であった。

 この本では、若冲の生きていた当時の京の文化人、その中でも黄檗宗の禅僧である「売茶翁」「相国寺住職である大典和尚」「萬福:寺住持で渡来層の伯珣」との交流を軸に、若冲という人物を描いている。

 あとがきに
「筆者は人生というものは人と人との交友の中でだけかたち作られてゆくと考えている。売茶翁は禅自体にに幻滅したのではなく、僧という存在にいっさいの疑問を持たず商人を軽蔑することの虚妄を静かな行動で示したのであり、大典ははじめ黄檗禅に入るも‥洛中洛外を転々とする生活を続けながら詩作に耽り思索を深め、ついに相国寺に復帰することを選ぶ。伯珣はいわば鑑真と変わらぬ決意をもって日本に渡ってきた。彼らが若冲という画家を見出し、出会ったときに発生したのは、大袈裟に言えば人と人とのあいだに生じた核融合のようなものだったのではなかろうか。」
と記している。

 また、最近の研究で若冲が単に「絵画オタク」ではなく、錦市場の営業停止の町奉行の方針の撤回に向け、剛直な一面を発揮し粘り強く再開を果たしたことが明らかとなっている。確かNHKの日曜美術館でも取り上げられていたと思う。
 そのことに関して筆者は、
「江戸表へ訴え出ることを決意した若冲は、万が一の場合を考えて、錦小路市場に累が及ばぬように平屋となったのである。‥仮にも幕府の一組織である奉行所に対する訴えであることから、訴え出た本人の命は保証されない。若冲の行動はひたすら冷静だ。自分の命をも賭すことを心に秘めながら、奉行所はもとより仲介者や村々の百姓への根回しを続けた。」「日頃は、隠居して作画三昧の生活に満足げな人物が、いざとなれば、“社会”をこわだかに論じながら実践する胆力のない輩をはるかに凌駕する行動派へと変身する。しかも、落としどころを遠くに見据えながら、慌てることなく着実に歩を進めてゆく。‥若冲がそういう人物であったことを知ったいま、これまで何となく見過ごされてきたことが異なった色彩を帯びて見えるようになる。」



「若沖70歳のとき、伏見奉行や役人らの暴政に立ちあがった伏見町人の代表たちが江戸表へ訴え出て勝訴したが、町人たちにも犠牲が出る。牢死したもの7人は“伏見(天明)義民”として今に至るも土地の人びとの尊崇を受けている。‥若冲の画題のジャンルのひとつに伏見人形図がある。‥若冲が7人の布袋に別の意味を込めた可能性を指摘しておきたい。‥若冲であればこそ「伏見義民事件」の「7人の町人」はひとごとではなかった。」

と記している。
 私は若冲の「伏見人形図」という作品の意味合いがようやく解けた思いがした。

 この本全体はこのように筆者の「知識人論」でもあり、そしてそれに私が共感する場面が多々あった。その中で1968年の九州大学へのF4ファントム墜落事故のエピソードなどもあり、同時代の空気を感じ取りながら読み進めた。

北海道胆振地方で震度6弱 その2

2019年02月21日 23時47分32秒 | 天気と自然災害
 ウェザーニュース社の情報があった。これによると昨年9月6日の地震のこれまでの最大の規模と震度の余震とみられる、と表現している。気象庁発表のマグニチュードは5.8と変更になった。

 23時20分をもって震源情報が更新されました。地震の規模は、速報値のM5.7から暫定値のM5.8に変更となっています。
北海道・胆振地方で震度6弱 胆振東部地震とほぼ同じ震源
昨年の胆振東部地震とほぼ同じ震源
 2018年9月6日に発生した、M6.7、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震とほぼ同じ場所で、防災科学技術研究所の速報解析によるとメカニズムも東北東-西南西方向に圧縮軸を持つ逆断層型で、余震もしくは一連の活動と考えられます。
 9月6日以降の地震では地震の規模、震度ともに最大のものとなります。
 揺れが強かったエリアでは落下物や建物への影響、急斜面では土砂崩れや雪崩などに警戒が必要です。
 今後も強い揺れを伴う地震の恐れがありますので、就寝の際は周囲に倒れやすいものや落下しやすいものがないか確認するようにしてください。



 気象庁の報道発表資料は⇒【http://www.jma.go.jp/jma/press/1902/21a/kaisetsu201902212320.pdf

 私はいつもこの4ページ目に相当するところに着目する。


春の月はみずみずしい

2019年02月21日 23時39分01秒 | 読書
 月は二日続けて見ることができなかった。本日は立待月、雲の切れ間、雲の薄いところから少しやせた月を見ることができた。このくらいの雲とそして月の形がちょうど見頃のような気もする。
 雲の間から見る月、雲を通して私たちのところに届く月の光は、やはりどこかで水分を充分に帯びているように見える。物理を学んだものとしてははなはだ不適切な表現かも知れないが、それを承知で記載してみた。

★肩車して春月に歩み寄る        稲田眸子
★十六夜の春は地球もいびつにて     遠藤誠三


北海道胆振地方で震度6弱

2019年02月21日 21時56分03秒 | 天気と自然災害
気象庁発表は次のとおり。

各地の震度に関する情報
平成31年 2月21日21時26分 気象庁発表
21日21時22分ころ、地震がありました。
震源地は、胆振地方中東部(北緯42.8度、東経142.0度)で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は5.7と推定されます。
この地震による津波の心配はありません。
この地震について、緊急地震速報を発表しています。
この地震により観測された最大震度は6弱です。
[震度1以上が観測された地点(北海道)]
北海道  震度6弱 厚真町
     震度5強 安平町 むかわ町
     震度5弱 札幌北区 札幌手稲区 千歳市 長沼町 平取町


 NHKのテレビの画面では厚真町では停電になったようである。震度5弱以上ならば、建物や塀の倒壊、崖崩れや雪崩、火災、ガラスの破損などの被害が出ている可能性もある。また停電後の通電での火災も起こりうる。
 夜なのでなかなか情報は集まらないもどかしさもある。

 また私は悪意ある、あるいは無責任な流言飛語がもっとも悪質であると思っている。不確かな「情報」、危険を煽る「うわさ」「伝聞」にぱ冷静に対処する必要もある。

 災害関連の自治体の職員や、災害対応の企業や職員も寒さの中での苦労があると思われる。被害が最小限であってほしいものである。


【追】厚真町の停電は復旧したらしく、道内で停電のところはない、と報道されている。また泊原発も異常なしとの報道である。

わずか日本酒1合で二日酔い

2019年02月21日 20時18分57秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨晩のわずか1合の日本酒のせいか、頭がずっと痛かった。効率がいいというか、お酒に弱くなったというべきか、カラオケイベントから帰る頃にようやく痛みがひいてきたが、頭はすっくりとはしないかった。どうも二日酔いになっていたようだ。

 本日カラオケイベント、早めに帰ろうとしたのだが、うまい具合にきっかけがつかめず、痛い頭を抱えつつ、結局最後の片づけまでお付き合いをした。70名近くが参加し、34曲も聞いていた。お酒はむろん飲まずにいた。

 我が退職者会の仲間は二次会にカラオケスナックに行ったようだが、私はそれには参加せずに歩いて帰ってきた。多少体を動かせば、スッキリしない頭が治るかもしれないと期待をした。日がかげると風は無くなったもののやはり寒くなり、頭がスッキリしないのは改善しなかった。横浜駅まで歩いたところで喫茶店で暖かいコーヒーで一服。

 明日は一日退職者会ニュースの編集作業にいそしむことにした。

久しぶりに保土ヶ谷宿までウォーキング

2019年02月21日 10時52分49秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨晩は集会が8時に終り、居酒屋に入ったのが8時半を過ぎていた。それから2時間を日本酒1合で付き合った。お魚の美味しい店で、お通しには鯛の煮付け、牛蒡と牛肉の炒め煮等。注文は刺身の盛合せ(鰹のたたき、平目と鰤の刺身)、鯵のフライ。
 お酒を1合も飲んだのは半年も前のことだと思う。ほぼお魚が専門の店なので、それにあわせて日本酒にしてみたが、こんど外で飲むときはハイボール、ないし酎ハイにしてみようかと思っている。

 横浜駅で降りた時にはすでにバスターミナルに行くための地下通路はシャッターが降り、通常のバスは運行時間を過ぎていた。歩いて帰るには傘もなく、やむなくタクシーで1270円也。これが予定外の出費。やはり飲むのは市内にかぎる。

 本日はこれよりカラオケイベントの取材と写真撮影。カラオケの場というのが好きではないが、やむを得ない。取材と写真撮影がすんだらすぐにでも退席させてもらうつもりである。
 昔からカラオケというとお酒とツマミと煙草のにおいが混ざり合い、とても嫌であった。今は禁煙であるので少しはいい。しかも私の鼻が利かなくなった。それでも他人の唄を聞かずにおしゃべりの輪に入るのは趣味ではない。歌うことを強制されるのはもっと嫌である。今回のイベントは事前に登録した人だけが歌うシステムなので気は楽である。

 会場は旧東海道の保土ヶ谷宿のすぐ傍。行き帰りとも旧東海道をいつものとおりに歩いてみる予定。

雨に降られた

2019年02月21日 00時25分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 藤沢駅の傍で飲んでいたらずいぶん遅くなってしまった。23時半ころに帰宅。横浜駅についてみたら雨が降っていた。家についたころには雨は止んでいた。
 本日は、旧東海道の保土ヶ谷宿の傍で退職者会の集まりがあり、顔を出し写真撮影に参加することになっている。
 しかし日付がまわったとはいえ、わたしにとってはまだ宵の口。これより風呂に入って早目の就寝をするつもり。

 少しずつ春雨の雰囲気になってきている。

雨水

2019年02月20日 14時13分02秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 午前中から退職者会ニュースの原稿作りと「若冲」(角川ソフィア文庫)を少々。これより横浜駅まで歩き、コーヒータイムと読書、さらに時間があれば書店・家電量販店を一巡。プリンターのインクと紙の値段を調べることに。いつも値段の変動を調べたり、安売り品がないか、目を光らせている。
 17時過ぎに藤沢駅まで東海道線。

 春というと「水が動き出す」「雪・氷が解けて水が息を吹き返す」イメージなのだろうか。水が生命の基本であること、命の象徴となることを再確認することが人の営みの基本となっている。

★大楠に諸鳥こぞる雨水かな        木村蕪城
★春兆す湿原に水蘇り           小宮山政子