芸術家の一生を描く伝記物であるのだが、朝鮮という国の哀しい歴史も平行に描いているから画面がきりりとしまっている。
ところどころに画家が彷徨する映像がやけに美しくそれだけで感動してしまう。
弟子の画家への愛情が一途でまた尊敬の念が著しくきっちり別れの時には土下座までする態度に感心。
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面白いです。ヨーロッパ映画の60年代の雰囲気が漂っている。まさに韓国版ゴダール。ただし政治抜き。
セリフが日常的であり、しかし非日常なんだよね。脱力感が漂うが退廃的でもない。とぼけた感じで、人生への無力感も漂うがなかなか正直でよろしい。
いやあ、僕は大好きだ。だけどこの映画は好き嫌いが両極端だろうなあ。
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E・ノートンってショーン・ペンに感じが似てきたなあ。彼は正道を歩めばいいと思っている。ショーン・ペンみたいに臭くならないで欲しいと思ってる。
で、今回の映画、ちょっと頭のヘンな男をノートンが演じる。「アメリカンヒストリーX]は熱演だったけれど、「25時」辺りから何か、偏執的な役にイっている。
彼は最近になく王道を行くハンサムなんだから、ペンのまねをしないでいいと思うのだけどなあ。
映画はサスペンス . . . 本文を読む