本当に大事なものを喪失したときの人間の行動、心情、その動きをドキュメンタリー的にカメラはロングショットで追いかけてゆく。その面白さ。
でも、何かこういう映画、昔見たような記憶があるなあ。60年代って、こういう映画もあったよなあ。コンパクトな映画である。
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やはり男の映画だね。こんな、ぼろぼろの、無秩序の、計算の出来ない、ただ目の前の愛情だけは人以上にあると言う典型的な普通の男の、まさに本当の人間男を秀逸なカメラワークと、チェ・ミンシクとリュ・スンボムの突き抜けた演技で描く。
ラストの二人の対戦は涙で画面が揺れ、僕の視野からは見えなくなっていた。感動作。
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茫洋とした明るい日財を感じるラブコメだ。特に視点で新しいところはないが、農村で嫁を探す青年の心情が素敵で、つい画面に見入ってしまう。
演出的には中庸であるが、ウズベキスタンという国はあまりなじみがないので、題材は新鮮で、興味が持てる。昔の青春東宝作品というところだろうか。
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