何か女性小説みたいな展開で、男性の僕は、どうもみんな嘘っぽく、共感できるどころか、引きはじめて、ついていく気もなくなりましたが、それだったらセックスシーンぐらいサービスしてくれたらいいのに、無乾燥なシーンばかりで、作品の出来とは別に、退屈しまくりました。
主役のローラ・リニー だの、怪女マーシャ・ゲイ・ハーデンだの、おおよそ魅力に乏しい女優さんばかりなので、そう思ってしまうのかもしれないが、これば . . . 本文を読む
珍しいオランダ艶笑コメディーだ。それにしても、これほど内容のない、他愛のない題材をそれなりに持たせる演出力はひょっとしたらかなりのものなのかもしれない。
かなりきわどいセックス描写、大胆なヌード描写などサービス満天でもあるので、退屈はしないが、しつこいようだが、それにしても内容がなさすぎる。まあ、たまにはこんなのもいいかな。
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この作品については前作との創作上の視点がまったく変質していることをまず挙げなければならないと思う。
前作は日本人から見た在日への視点が主眼であった。だが、本作ではまったく逆で、在日から見た日本人が基本であり、メッセージ色が強くなっている。。あまりに露骨に思ったのか、藤井隆を配してそれを多少薄めてはいるが、奔出している井筒の憤りはとどまるところを知らない。
そのため、観客がほとんど日本人であるがゆえ . . . 本文を読む