映像の美しさは特記すべきだが、少し酔っている節もある。でも、実際のエトランゼから見たアメリカのアリゾナの風景はこんなものじゃないだろうか、、。そんな思いで見ていた。
話は単純で、エンプティーなのである。3人の心象も俗っぽいし、映画的ではない。しかし、通常の人間って、こんな感覚なんでしょうね。そんな視点からただ漠然とこの映画を眺めていたら、内容はなくともそんなに悪くはないと思った。
結構、アメリカ一 . . . 本文を読む
戦後がまだ続いていそうな日本の庶民の生活がくっきりと浮き彫りになっている。
それぞれのエピソードはそれほど深くはないが、シンプルにまとめている。どうしても、上原謙夫妻の話しに重きが行くが、どうも設定が嘘っぽく、空言のようであった。
その中でも、芥川比呂志の明るさとかっこよさが目立っている。いい俳優である。
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かなり農民一揆といっても今までの認識を新たにするほど理知的でむしろ非暴力的。まるで武士のような潔さに驚いてしまう。
まあ、これが真実かどうかは別としても、江戸中期の一揆と言うものはこうものであったかもしれない。
特にラストの打ち首以降は実に感動的。気持ちは250年前に戻るよ。
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