冒頭の中国人密航船の迫力ある映像から物語へ移るダイナミックな演出は見事の一言。
この映画で面白いのはどうも登場人物が青山真治の過去の作品からの延長線らしいということだ。未見の人は理解不能なのかというとそうでもなく、単体としてもちろんこの映画は十分成り立っている。しかし、冒頭の説明が分かりづらく最後まで健次の心理に入りづらくしていたのは事実で、母親の石田えりの登場までは筋を追うのがきつい感じだった。 . . . 本文を読む
昨日は休みだったのだが、家の用事をしていたら出れなくなってしまい、今日は朝から梅田辺りを攻めて見るつもりだった。
「かもめ食堂」の荻上直子監督の新作を見たかったので、また梅田のガーデンシネマに行く。時間調整がうまくいかなく、映画館に着いたら予定より5分過ぎていた。でも、本編には間に合ったようで、ぎりぎりセーフ。
映画はあまり旅行の好きでない僕も与論島で一週間ぐらい過ごしたかのようないい黄昏感を持つ . . . 本文を読む