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梅田から十三へ(映画日記)

2007-09-26 00:14:44 | 書きとめ日記
昨日は休みだったのだが、家の用事をしていたら出れなくなってしまい、今日は朝から梅田辺りを攻めて見るつもりだった。
「かもめ食堂」の荻上直子監督の新作を見たかったので、また梅田のガーデンシネマに行く。時間調整がうまくいかなく、映画館に着いたら予定より5分過ぎていた。でも、本編には間に合ったようで、ぎりぎりセーフ。
映画はあまり旅行の好きでない僕も与論島で一週間ぐらい過ごしたかのようないい黄昏感を持つことができました。
あんなにひねもす(一日中)きれいな海を見続けていたいなあ。
何かに疲れている人には実にリラックスできる映画です。
その後、テアトル辺りに行こうと思ったのだが、十三の第七芸術劇場で韓国映画アートフィルムをやっていたのを思い出し、阪急電車に乗って十三に行く。
ここは大阪有数の風俗産業の娯楽街であります。映画館の周りにもそういう店は多く、実に興味を引かれますが映画館にまっしぐらで到達しました。
まず見た「キムチを売る女」がすごいどんぴしゃ映画でした。
今のところベスト1かもしれません。こういう感じの映画が好きですね。
映画的にものすごい力を持っています。孤高の作品です。
続いて「不機嫌な男たち」。
「キムチ~」が映像がものすごく美しく、まるでデジタル映像のようなくっきりとした映像であったのと対照的に、いわば昔のアナログ映像の感じ。
この映画だけを見ていればそれほどでもなかったかもしれませんが、映像がダサくその上内容も見所がなくテーマが分からないまま2時間が過ぎてしまいました。
外を出ると、もう午後7時。真っ暗です。でも、十三の夜はこれからといった感じでしたね。
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