人間、あと自分の命が24時間だとしたらどうするか、といった究極のテーマであります。それはみんなが一斉に消滅する世界の終末などではなく、いわば突然配布される個人の死亡予告書を通じてであります。
拠り所は法律だ。となると、ふと思い浮かべるのが戦争中に送られていた召集令状すなわち赤紙である。ただ、あの時は今で言う郵便配達人が事務的に渡していただけなので、この映画のイキガミとは随分様相が違う。イキガミを . . . 本文を読む
いやあ、たまげましたなあ、これは映画ですワイ。本当の活劇映画ですワイ。しかも、ちゃんと、ミステリーの本道、どんでん返しも用意してあるじゃないかい、こ、これは、堪えられませんデス、、。
映画って、こうでなくちゃね、特に冒頭から一気に観客を引っ張っていくその勢いはたいしたもんです。映画って、ホント最初が肝心ですよ。とにかく、そんなことあるはずがない、という映像がビュンビュン出現するんですから、こりゃ . . . 本文を読む
人生の真理を知ること、そのためにすべてを捨て去り、自分を自然界に対峙させた若者が一人いた。お金を燃やしゼロラインに立つ。赤ん坊と違い大人がフラットになろうするのはなかなか難しいが、それでも自分の力でどこまで出来るか若者は決意をする。
古く僕が若かりしとき、「イージーライダー」という映画があった。二人の若者が自由を求めてバイクに乗ってアメリカを横断する。旅の最初に、腕につけていた時計を道路に静かに . . . 本文を読む