ずっと前に映画化されたものを見て緊密なサスペンミステリーものでも、登場人物の心理のどんでん返しの面白さを堪能できる秀作だったので、通常は映画化されてから原作を追うようなことはしない僕ですが、長く読むのを暖めていた本でした。
結構、ページ数も短く、あっという間に読み終えてしまったが、中編小説というイメージでしょうか、、。どうしても映画との比較になるが、映画のほうがコクがあって面白いと思った。舞台劇 . . . 本文を読む
貫井の作品でもぴか一読みやすい作品で、結構厚手の本なんだけれど一気読みしちゃいました。子供の誘拐もので、最初は犬を誘拐するという着想がイケてる。
そのうちどんどんこんがらがってくるんだけれど、登場人物が魅力的でユーモアと愛情に満ちており、楽しく明るく読ませていただきました。あの、誘拐での現金への換金方法はなるほどと納得するものがあり感心した。現代の文明の利器を常に考えていなければならないから、ミ . . . 本文を読む