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いつもの休日だが、朝起きてとても涼しい。というか、むしろ肌寒いぐらいだ。雨も降っており、いよいよ秋雨前線が活躍しています。で、何となく衣替えのようなことを気にし始めたらどんどん時間を取りました。ある程度この際捨てるべき衣類もえいや!と捨て去り、そんなことをしていると昼になってしまった。
午後、何となく梅田による。何となくTOHO梅田に行く。ここはシネコンだから何かやっているだろう、、。 . . . 本文を読む
道尾の青春ミステリーものでも、じっくり読ませる。ミステリーでなくてもこの透明感は海の見える街が舞台なだけに爽やかな風を感じる。全体の若者の得体の知れない何気ない哀しみが薄っすらと覆っており秀逸だ。この辺りが道尾の魅力なんだろう。
冒頭の喫茶店の描写が中盤になってあっと言わせる辺り、しびれました。こういうのがうまいね。新しい才能です。ガンガン読みたくなる気持ちが分かるでしょう、、。
ミステリー自 . . . 本文を読む
道尾の作品にしては音楽、それもロックを扱っているので傾向を変えたのかなあと思っていたら、さすがひねりがいっぱいあり納得しました。
今回の作品では若者の哀しみというのがミステリーとは別にしっかりと描かれており、感心しました。それにしてもラットマンというテーマだけで1冊の本を書いてしまうとは、恐れ入りました。ますます無限の可能性がありますね、、。
より一層大きくなる道尾作品に拍手喝采したいです。 . . . 本文を読む