うーん、ホント宝石箱のようなきらめきを感じる青春高校生活。こんな時代もあったのかなあ、なんて懐かしさと嬉しさとときめきまで感じてしまう素晴らしい小ミステリー集です。
上条ハルタの明晰ぶりはまあ特筆するものはないけれど、何と言っても主人公の穂村チカちゃんの三枚目風の掛け合いがとても素敵です。もう戻ることは叶わなくても一瞬でも青春のひとときに触れたその想いは僕にとっては事件でした。次作高校2年生モノを . . . 本文を読む
3時間弱の長尺だがまあ退屈せずに見られる。さすが、フィンチャーの新作。まともに演出するとこうなるんですな。映画を見ているだけでは彼の今までの毒性は出ていない。むしろ大河系名作に挑戦し演出だけでも相当だというアピールをしたかったのかなあ。
この映画の場合やはりブラッド・ピットの逆時間遡行経過、もうそれだけで80%ぐらいの見ものである。80歳の老衰状態での誕生から実年期、青年期、少年期、そして幼児期 . . . 本文を読む