全編流れるサラ・ブライトマンの美声、日本人女児の誘拐事件発生と相まってイタリアを駆け巡る世界遺産、苦悩する外交官、そして開催されるアマルフィサミット。娯楽映画としてはこの上ない贅沢な材料で料理される豪華イタリア料理を映像を通してわれわれは食するのだ。
結構前半は切れがいいね。冒頭、監視カメラを通してまるで喧嘩をしたかのような機嫌の悪そうな富裕層らしき夫婦が豪華ホテルに帰りつく。迎えるフロント。【 . . . 本文を読む
2時間半の上映時間、そう長くもなかったけれど、今までのシリーズでは一番物語性がなかったのではないだろうか、飽くまで次回最終作への準備段階と言おうか、前座のような饒舌が延々と続く。
冒頭、あの黒煙のしぶきがヴォルデモート卿との全面的戦いの狼煙であることを僕たちは感知することになり、刺激的な映像と相まって気持ちがワクワクすることになるのだが、その後急に思春期の悪ふざけのようなロマンスに時間を割いてし . . . 本文を読む
難波トリイホールで観劇。
さすが大阪地元の劇団。1時間強大阪弁がわんさか飛び交う。そのおおらかさ。
内容はそれほど深刻なテーマではないが、一応老い楽の生活を描いている。演じている俳優が若いので、かえって好感が出た感じ。
老人の集会所での他愛ないやり取りが大阪を表わしている。助成金の問題等ハナシを展開させているが、脚本的にはちょっと練り方が足りない感も受けた。やはり演劇で1時間ぐらいというのはどう . . . 本文を読む