石持作品、初の学園物ということで実は多少(否、かなり)期待していた。そして仕掛けは遠隔操作ロボット。まあ、冒頭から事件が起こるまではかなり退屈(ごめんなさい)したけど、それ以降はさすが一気だったね。
でも石持って、青春の甘酸っぱい体が宙に浮かぶ感じの青春小説はやはり難しいんだね。少年少女を描いている割には相変わらずの理詰めが多いし、でもこれは仕方のないことかもしれない。
青春小説からは一歩も二 . . . 本文を読む
カルトコミューンで共同生活から逃げ出した女性。彼女は2年間のマインドコントロールが醒めやらず姉夫婦の別荘で癒しのひとときを過ごす。映像的には交互に混ぜ合わせたり確かに面白い工夫を見せてはいるが、それほど新しいものではない。
ラストの車の気配も確かにカルト集団らしきではあるが、彼女の妄想かもしれないし、この作品、急に殺人のシーンが出現したり、とてもじゃないがキモイ印象があとあと残る。
で、一体全 . . . 本文を読む