日本映画
1 そして父になる(是枝裕和)2 箱入り息子の恋(市井昌秀)3 江ノ島プリズム(吉田康弘)4 地獄でなぜ悪い(園子温)5 映画 鈴木先生(河合勇人)6 ペコロスの母に会いに行く(森崎東)7 かぐや姫の物語(高畑勲)8 さよなら渓谷(大森立嗣)9 みなさん、さようなら(中村義洋)10 清州会議(三谷幸喜)次点 遺体 明日への十日間(君塚良一)
やはり「そして父になる」のどこから見ても完 . . . 本文を読む
うーん、これはすごいわ。次元を超えた映画ですわい。僕自身も映像の中に、二人同様あの彼方の宇宙にほっぽり出される、、、。
冒頭の15分ほどの映像の凄さ。そのめくるめく美しさ。宇宙のかなたからわが惑星たる地球を見る至福。これぞ実写のような映像技術。この感覚を死ぬまで忘れない。
人間がこの世で生きているということ。人を愛するということ。人をいたわるということ。人とふざけ合い楽しむということ。そしてい . . . 本文を読む
三谷の映画をよく見ているが、この映画、かなりの上位に来ると思われる代物である。いつも気になる演劇臭さが見事こなれているし、立派に映像を基調にした劇映画を撮ったといえる作品となった。見事である。
クレジットネームのファーストに位置する役所広司。柴田勝家役なのでどうしても引き立て役にならざるを得ないと思いきや、どうしてどうして3枚目になりきっている役所の凄さをつぶさに見る。
あまり好きでない俳優の . . . 本文を読む
原作を読んでいない。ただ膨大な人が読んだというベストセラーだということは知っていた。内容がゼロ戦といっても終戦時ののカミカゼ特攻の話なのに、なぜあれほど売れたのかそれが僕には不思議だった。
映画の方も結構硬派のシーンが多く、意外と(山崎にしては)家族そろってという感じじゃないなあと思っていた。この予感はラストまで続くのだが、最後の最後に来てあっと驚く仕掛けが施してあった。なるほど、これかあ、でも . . . 本文を読む