いい話なんだけどなあ、俳優もいいんだけどなあ、何か盛り上がらなかったかなあ、、。何故だろうかなあ。
そこは演出が鋭くないから、なんて言いやしないけど、多少それもあるかな。それと大体この手の話、もともとそれほど特別な話であるわけでもなく、普遍的なストーリーだ。あ、そう、だよね、ごく普通の話に終わってしまう可能性もある。だからこういう話ほど演出はきりりとしなければならない。
温水洋一とかふせえりの . . . 本文を読む
2013年最後の演劇をわが故郷ともいえる天六で見る。小さなカフェバーでの演劇。観客は10人強。普通の和室の畳の部屋が舞台である。観客との接近距離はほとんどないほど。これはどんな演劇になるのだろうか、、。
ところが30を超えた男どものほろ苦き青春の名残に僕は涙してしまう。男たちはいくら年をとってもガキなんだね。これをかわいいと言っちゃえば弁護し過ぎだろうが、やはりやるせない生き様を見せる男どもの青 . . . 本文を読む
普通、演劇を見るとき冒頭で関係者は諸注意を言う。ふと気づくと、肉付きのいい足をさらした女性が観客をを睨んでいる。そしてこの彼女が諸注意を言う。
付けまつげをしている人は取ってください。心臓のペースメーカーをつけているひとは外してください。(でもそんなことしたら死んじゃうかも、、)とか、思い切り失礼で怖い発言を観客に投げつける。でもそれはほんの序の口だった、、。
それにしてもなあ、あんなかわいい . . . 本文を読む