うーん、これはすごいわ。次元を超えた映画ですわい。僕自身も映像の中に、二人同様あの彼方の宇宙にほっぽり出される、、、。
冒頭の15分ほどの映像の凄さ。そのめくるめく美しさ。宇宙のかなたからわが惑星たる地球を見る至福。これぞ実写のような映像技術。この感覚を死ぬまで忘れない。
人間がこの世で生きているということ。人を愛するということ。人をいたわるということ。人とふざけ合い楽しむということ。そしていつかは死んでゆくということ。けれど宇宙で究極の孤独に遭遇しようともそれでも人は勇気を持ち生き続けなければならないということ。
この映画は僕らの脳裡を宇宙空間に放り出し、人間とは何か、生きるとは何か、家族とは何かを宇宙から本質的に考えさせてくれます。
後半でジョージ・クルーニーがドアをたたき宇宙船に入ってきてサンドラ・ブロックと他愛ない会話を楽しむシーンが好きだ。ドアをたたくところがいいんだよね。幽霊だったらドアをたたく必要はない。けれど彼女の宇宙で見る幻影がこんなにやさしいなんて、、。涙なくして見れません。
とてつもない映画であります。まさにこんな映画を待ってたんだ。2013年にこの映画を見られたこと、本当に至福です。ありがとう。
映画の終盤、あまりにも辛くて孤独で寂しいライアンは自ら、宇宙船の空気調節器(みたいなもの?)のスイッチを切り、眠りにつこうとします。わたしは目をつむったライアンに「辛かったね、悲しかったね、おやすみライアン」とつぶやきました。でもライアンは、安らかな眠りを選ばず、辛くて悲しい人生を生き続ける事を選んだのです。
映画のラスト、よちよちする赤ちゃんのように地上を歩くライアンを見て、わたしは将来、ライアンが再び新しい生命を授かることを予感しました。ライアンは生まれくる子供に語りかけることでしょう
悲しいことも沢山あるよ、寂しいことも沢山あるよ。
でもね、坊や、生まれてごらん、生きてごらん。
だってこの世はこんなにも素晴らしいものなんだから。
ライアンが将来また子供を産むなんて、さすが女性の目です。そこまで考えなかったですね。
けれど着陸地点が海だったのは意味があると思いました。海はフランス語でラ・メール。女性名詞です。
それでは、また。
私の普段の嗜好からすると、何となくゼロ・グラビティはスルーしていたのですが、セントさんがベスト1にあげていたので見ることにしました。
明日見に行こうと思っているのですが、一つ質問があるのです。
セントさんは2Dと3Dどちらでご覧になりましたか?3Dにも惹かれますが、それだと吹き替えになってしまいます。この映画は3Dで見た方が楽しいでしょうか?
よければご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。
少々寒さもしのぎやすいです。体も慣れてきたからでしょうか。
「ゼロ・グラビティ」は2Dで見ました。僕は3Dはあまり好きでないのです。眼鏡をかけるので色彩が暗くなってしまうことがその理由です。確かに3Dの臨場感は好きなのですが、時々眼鏡を外して確認するのですが、かけていない時の色彩は断然きれいです。その差が大きすぎます。
そのうち眼鏡なしで見ることのできる日が来ればいいのですが、、。
参考になりましたかどうか、、。
それでは、また。
なるほど、暗いんですね。わたしは3D未体験なのでわからなくて。
とても参考になりました。楽しみに見てきます。
これは凄い映像美ですよね。わたしは残念ながら、自宅でブルーレイ鑑賞だったのですが、劇場だったら、さぞかし凄いだろうなぁと思いながら見ました。
広い宇宙にたった2人残されて、その後、1人きりになって…それでも生き抜こうとする力、生きさせようとする見えない力に圧倒させられました。
ぼくもこの映画の一番すごいところはまさに人類が見ることの叶う宇宙の映像美です。ぽくはあまり内容については、ちょっとした付け足しぐらいに思っています。(たとえば女が子供を亡くしたとか)
人類がこの世で地球にいながら、映画館にいながら、家にいながら、宇宙を見ることができるなんてすごいことじゃないですか。
それほどリアルでしたよね。
いい映画だからか、今でもありありと脳裡に残っています。名作たるゆえんですよね。
それでは、また。