セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2025年 映画 01本、 演劇 00本

神々のたそがれ (2013/露)(アレクセイ・ゲルマン) 70点

2015-04-17 21:27:25 | 映画遍歴
前半はカットが長く映像的にも野心的だ。スノッブのごった煮といった感が全体に強く、決して芸術映画を標榜するものではない。ゲルマンもそこのところを徹底的に排除している。人間の歴史も文明をある程度排し、戦国時代の混乱期では案外こんなものではないかいと思えそうなそのリアルさ。頼もしく猥雑ですこぶるグロい。 後半はカットが適度に短くなり映像的には見やすくなるも、トーンダウンする。その分多少ストーリーも垣間 . . . 本文を読む
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