うーん、冒頭から延々と続くこのワンカットワンシーンごとき映像はやはりド肝を抜かれるわい。そうかまだこういう編集スタイルにも奥の手があったのだとおいらをニヤつかせる。
その映像表現もさることながら、この映画の意味深なところは映画と演劇との相容れない相違を強烈に暴いていることだ。
作品ではオーバー気味なE・ノートンにのたまわさせてはいるが(やはりイニャリトウも遠慮してる)、自分をさらけ出すことの意 . . . 本文を読む
珍しく監督ではなく原作者ハイスミスものということで見るに至った作品だ。でもなあ、ハイスミスでこのミステリーごときはなんなんだ、驚き千番。50年ほど前の時代の雰囲気をただ楽しむ映画だったのかなあ、。
俳優はいいんですよ。3人とも芸達者で役割分担もさすができてる。3人それぞれ魅力満載。どんな心理合戦かなあと思っていると、これも大したことがない。
なんといってもハイスミスといえばどんでん返しの名手で . . . 本文を読む