セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

おかあさんの木 (2015/日)(磯村一路) 75点

2015-06-10 21:16:16 | 映画遍歴
原作は教科書にも載っているという題材らしい。昔日本映画に「母もの」というジャンルがあった。貧乏が大部分を占めていた時代の家族の絆を描いたものである。現代はその時代に近づいているというのだろうか、、。 反戦映画である。けれども、例えば新藤の「一枚のハガキ」のような人間の存在、政治、権力を厳しく見つめた映画ではない。母親の産んだ7人の息子が次々と徴兵され、そして死んでゆく。世の中は当時の思想教育で国 . . . 本文を読む
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