このマット・デイモンのポスター。何か不安げに永遠を見るようなまなざしが気になる。秀逸なショットである。即映画館入り。
2時間半の長尺だけど、困難な時でもそれに立ち向かう勇気と知恵を淡々と映像は説いてくれる。もはや、映画にする題材はそろそろ枯渇し始めているのではと思い始めている吾輩であるが、こういう宇宙物はさすがアメリカ映画にしか出来えない範疇であり、期待に沿った出来栄えである。
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観念的、難解な詩劇であります。女と二人の男。75分の間、彼らはそれぞれ言葉をつぶやく。それは途切れることはない。無尽蔵な言葉の洪水。観客は連想詩のような3人による言葉の攻撃を受け続ける。
舞台には何やら書きなぶったペーパーが散乱している。それを拾い、つぶやく女と男たち。詩である。でも何となくポエムといった感じはしない。むしろはるかかなた、万葉調で詠われる言葉を詩情を通して彼ら3人の語り部として表 . . . 本文を読む