日本作品でありながら、登場人物がカタカナものという僕の苦手な本なんですが、「新時代の『そして誰もいなくなった』登場! 」という触れ込みで、ついつい読んでしまいました。
確かに、『そして誰もいなくなった』の事件後の顛末を辿るようなストーリーも面白く、そして警察側の著述も交互に現れ、まあ読みやすくはあった。
ただ肝心のアッと驚く犯人は、というところまでには届いていないような気はする。というのも、話 . . . 本文を読む
「箱入り息子の恋」の市井昌秀作品ということで即、見て来ました。周りは何やら女子高生が多く多少は不安でしたが、映画が始まるとそんなことは気にせず見られました。
高校時代から7年にわたる恋物語なんですね。女の子がてきぱきした快活な子で、むしろ男の子の方がうじうじしてる感もある現代情勢をそのまま表してます。よくあるマンガの映画化かなあとも思ったんですが、瀬尾まいこ原作ということなのでれっきとした小説の . . . 本文を読む