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沈黙 -サイレンス- (2017/米)(マーティン・スコセッシ) 85点

2017-01-23 22:10:35 | 映画遍歴
思ったより原作にほぽ忠実で抑制の効いた「沈黙」であった。殉教のむごさ、神の不在(沈黙)を正攻法で描き切った。スコセッシ見事である。 「沈黙」といえばベルイマンにも同テーマの問題作がある。50年以上たってもまだ問題作である。それほど、神の不在を強く訴えると、いろいろあらゆる方面から問題視されるのである。 この映画、殉教のシーンなど、けれど恐ろしいほど静かである。激しくない。そこに神の目線を感じる . . . 本文を読む
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