鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

ホヤ

2006-08-22 | 食べ物
今回は、鹿児島の食ではなく、東北の食です。
近くのスーパーにホヤが売られていたので、懐かしくて買いました。
宮城県仙台市に住んでいたことがあり、三陸の海の幸はよく食べました。
中でもホヤはよく食べました。



ホヤは、東北地方の海、特に三陸海岸で取れる楕円形をした長さ15cm位の生物です。
色は赤っぽく、表面にイボイボの突起がついており、いかにもグロテスクな形状です。
パイナップルに似ていることから、海のパイナップルと呼ばれています。
少し硬い皮をむくと、中身はオレンジ色の柔らかな肉と汁があります。
写真は中身を取り出して身を切ったところです。

食べ方は、酢の物が一般的です。
生のまま、ワカメやキューリと一緒に酢の物にして食べます。
味がまたなんともいえない独特の味で、舌や鼻にツーンと刺激がくるような生臭い
臭いと味です。

この臭いと味は好きな人と嫌いな人がはっきり分かれるらしく、東北地方の人でも
嫌いだという人が何人もいました。
妻も、最初は料理するのに抵抗がありましたが、やがて慣れ、夫婦で食べるようになりました。
酒の肴にするとおいしいです。
今でも、店でホヤを見つけると買って食べています。
コメント
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