鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

薩摩琵琶発祥の地

2009-12-20 | 史跡
薩摩琵琶は薩摩の伝統楽器ですが、その発祥の地が日置市吹上町にあります。


中島常楽院跡です。
1196年、島津忠久は、京都の天台宗常楽院の住職宝山検校を伴って、薩摩に下りました。
検校は、島津氏の祈祷僧として、この地に常楽院を建立しました。
歴代の住職は、島津氏の威徳を高めるため、各地で琵琶を弾いて仏法を広めました。
この琵琶が、薩摩琵琶に発展したとされています。
毎年10月12日、県内外の僧侶がここに集まり、妙音十二楽を演奏します。


庭の仁王像。


天邪鬼(あまのじゃく)の像。
いかにも、天邪鬼という面構えです。


隣にある石塔と墓地。

薩摩琵琶とはどういうものかというと・・・

これが薩摩琵琶です。
鹿児島市の維新ふるさと館に展示しているものです。
小椋佳さんなどの紹介もあり、最近は薩摩琵琶も少しは知られるようになりました。
コメント (2)
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