釜蓋神社
2013-03-26 | 史跡
南九州市頴娃町の釜蓋神社を紹介します。
大川地区の岬にあります。
釜蓋神社。正式名称は、射楯兵主(いたてつわものぬし)神社といいます。
この神社は、最近パワースポットとして脚光を浴びており、多くの参拝客がいました。
神社の起こりです。天智天皇と大宮姫が安東実重中将を訪ね、その接待のため何十石という米を蒸していると、突風が吹いて釜蓋が吹き飛ばされ、現在地に落ちました。土地の人はその釜蓋を拾って神として祀り、釜蓋大明神と名づけました。
神社に釜蓋があります。
釜蓋を頭に載せ、鳥居から神社まで落とさずに歩くと、願いが叶うそうです。この日は、風の強い日で、成功する人は少なかったです。
戦時中は、釜蓋をかぶって参拝すると、無事に帰ってこられるということで、参拝者が多かったそうです。
御神体の寿石。これをなでると、良縁、子宝、安産に恵まれるそうです。
神社の先の岬は、希望の岬です。
希望の岬から開聞岳を望む。