南九州市知覧町の門浦荷揚場(かどのうらにあげば)を紹介します。
加治佐川河口を見たものです。入江(門之浦)になっており、江戸時代から明治時代に栄えた天然の良港です。
荷揚場は右側です。
下流から見た荷揚場。この時は潮が引いていました。
この石積みの荷揚場が建設されたのは、昭和9年のことです。
施設は二段の荷揚場と昇降階段、係船柱からなっています。
建設期間はわずか2か月と10日で、地域の人千人以上が動員されました。
階段の上流側です。
入江にあるため、外海の波浪の影響を受けず、保存状態はいいです。
記念碑が建っています。
反対側。総工費壱千八百十円と刻まれています。
上流にある橋。
次回は、近くの仲覚兵衛屋敷跡を紹介します。