南九州市知覧の豊玉姫神社を紹介します。
豊玉姫を祭る神社です。
神話の世界で、豊玉姫は山幸彦と結婚しウガヤフキアエズの尊を生みます。
ウガヤフキアエズの尊と、豊玉姫の妹玉依姫との間に生まれたのが、初代天皇の神武天皇です。
つまり、豊玉姫は神武天皇のおばあさんです。
本殿。
豊玉姫神社で有名なものは、水からくりです。これは水からくりやかた。
水車の動力で動かす人形劇です。
裏の水路に水車があります。
水車から、建物の床下に動力を伝えています。
今年の演題は「因幡の白兎」で、ガラス越しに覗くと鮫の人形がありました。
今年の上演は、7月9,10日、7月16日(終わりましたが)、8月15日です。
知覧の町から、県道谷山知覧線を東へ行くと、豊玉姫陵と書いた看板があり、田んぼの中に陵があります。
豊玉姫の墓です。
豊玉姫陵。
神武天皇のおばあさんという割には小さな陵です。
でもお墓のあることも可笑しいですものね・・・
水からくり・・・・良い響きですね。。
子供の頃 母が よく歌ってくれました・・
♪大きな袋を 肩にかけー 大黒様が きかかるとー
そーこへ因幡の しろうさぎー 皮をむかれて あかはだか~
♪ 大黒様はあわれがリー きれいな水でー身をあらいー
がーまの ほわたにくるまれとー よくよく教えてくれました~
長々とごめんなさい こんな夕暮れ時は亡くなった人が恋しいですね。
豊玉姫って、神話の世界の人ですからね。
墓なんて、どこまで信憑性があるのやら・・・
この陵は、盛り上がってもおらず、陵らしくありません。
でも、ここに墓があるということは、何らかの根拠があるんでしょうね。
天皇家のルーツが鹿児島だなんて知りませんでした。
大黒様の歌、最近は聞きませんね。
神武天皇おおばさん、因幡の白兎。
神話の世界ですね!
知覧にあるんですか?
知りませんでした~。
私も、この神社を訪ねるまで、豊玉姫のこと、神武天皇のおばあさんであることを知りませんでした。
天皇家は鹿児島にゆかりがあるんですね。
水からくりは、まだ見たことがないんですよ。
同じように猿蟹合戦、浦島太郎、こぶとり爺さんなど。ほとんどの昔話も該当するようです。
ウガヤフキアエズとは字の如く、新居が葺かれないうちに生まれた という意味で、神話は作り話という説もアタリかなと思ったりです。
童話には、もともと残酷なものがあって、ストーリーを変えているものが多いそうですね。
ちょっとでも残酷なものを教科書から削除するのは、事なかれ主義ですね。
神話は、後世の支配者が都合のいいように作ったものが多いでしょうね。