日置市東市来町養母の桑木野という集落に、岩屋観音があります。
岩屋観音とは、岩盤からなる洞窟に観音様を祀ってあるものです。
桑木野の県道沿いに「岩屋観音」というバス停があり、そこに案内板があります。
案内板に従って山道を250m、10分弱登っていくと岩屋観音に着きます。
到着すると、上がひさしのように張り出した垂直の岩盤の崖が見えます。
この左下に洞窟があり、ここに岩屋観音があります。
洞窟入口。
洞窟の奥からは泉が湧き出しています。
洞窟内部。
ここに、観音様、牛や馬の人形を安置しています。
説明看板がないのではっきりわかりませんが、牛馬の安産を願う場所だったのでしょうか。
この洞窟は、岩盤に断層などの弱層があり、ここが地下水の通り道となっていて、長い年月の間に地下水によって弱層が浸食され、洞窟になったものと推定されます。
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