鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

囲炉裏の火入れ

2007-12-11 | Weblog
我が家に囲炉裏があります。
種子島の実家で使わなくなったものを持ってきたのです。
炭も、種子島から上等の炭を送ってもらいます。
その炭が届いたので、昨日の夜、囲炉裏の火入れを行いました。


囲炉裏。
固定式でなく、持ち運べるタイプです。


赤々と燃える炭火。
丸い輪は、五徳。この上にヤカンを置きます。

家の中に火があると、エアコンなどより暖かく感じ、また炭の燃えるいい香りが漂います。
囲炉裏だけでは寒いので、エアコン・コタツと適時組み合わせて暖房にしています。
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フユイチゴ

2007-12-10 | 食べ物
冬は食べられる果実の少ない時期ですが、文字通り冬に実が熟すのがフユイチゴです。
やや湿った、モウソウチク林の中で実がなっているのを見つけました。


フユイチゴの実 (冬苺)バラ科

つる性の植物で地を這っており、熟した実はまるでイクラのような形と色です。
酸味と甘みが入り混じった味です。
それほどおいしいという味ではありませんが、食べ物の少ない冬に、小鳥にとっては貴重な食べ物でしょう。
子供の頃食べた記憶があります。
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梅ヶ渕観音

2007-12-08 | 史跡
梅ヶ渕観音は、鹿児島市伊敷町にある崖に彫られた観音様です。
国道3号線から甲突川を渡り、山側に少し上ったところにあります。


梅ヶ渕観音。
階段を登ったところがお堂。


お堂の中。
ここに座って、正面の崖に彫られた観音様を拝むことが出来ます。


観音様。
なんとも慈悲深い顔立ちをした観音様です。

岩は、石橋の材料としても使われる、鹿児島の代表的な石材である溶結凝灰岩で出来ています。
観音様の作者は、甲突川の五石橋を架けた岩永三五郎ではないかとの説もありますが、定かではありません。

ここの観音様は、商売繁盛と受験の神様として信仰が厚く、初詣や受験シーズンは多くの参拝客でにぎわいます。



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宇宿小学校のケヤキとクスノキ

2007-12-07 | 巨樹・古木
古木を訪ねるのは神社やお寺がいいですが、小学校にも古木がある所が多いです。
小学校には、明治初期創立というような歴史が古い学校があるため、古木も多いのです。
小学校に多いのはセンダンの木やクスノキです。
鹿児島市宇宿の宇宿小学校に、ケヤキとクスノキの古木があると聞いたので訪ねました。


宇宿小学校の校庭にあるケヤキ。
 幹周り:2.95m
 樹高:20m
 樹齢:110年
ちょうど、褐色に紅葉していました。


ケヤキの隣に、クスノキの古木が4本あります。
大きいものは
 幹周り:3.45m
 樹高:21m
 樹齢:110年
ケヤキはクスノキの先にあり、5本の古木が並んでいます。

このケヤキとクスノキは、鹿児島市の保存樹に指定されています。
110年間、子供たちを見守ってきたことでしょう。


宇宿小学校。
クスノキの下から写したものです。
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長島の人形たち

2007-12-06 | 風景
長島を車で走っていたら、道路脇やお店の庭に、面白い人形があることに気付きました。
大きさは2~3mと大きく、材料は、わら、シュロの皮、杉の葉、竹など身近なもので作られています。
そんな人形たちを見ていきましょう。


トトロ


タイ
以上の2つはコンビニの庭にある。


クマと人(?)


ゾウ(ダンボ?)
鷹巣小学校の横にある。


フクロウ


イノシシ


女の子(?)。特定のキャラがあるのかな?
獅子島の幣串小学校の横にある。

誰が作ったものかわかりませんが、通行人を和ませてくれる人形たちです。
他の地域ではあまり見ないので、長島独特のものでしょうか。
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阿久根のサトウキビ

2007-12-05 | 食べ物
鹿児島県はサトウキビの産地です。
奄美群島や種子島が一大産地となっています。
ふるさとの種子島ではサトウキビが基幹産業の一つであり、サトウキビ畑が一面に広がり、ざわわざわわと葉が風に揺れています。
これから収穫の時期を迎えます。

本土では、サトウキビは栽培していません。
と思っていたのですが、阿久根市で栽培しているところを見つけました。
場所は、国道3号線から国道389号線に入り、長島に向かう途中です。
鹿児島県でも北に位置するところです。


阿久根市のサトウキビ畑。
この畑だけで、周囲には他にありません。


サトウキビ。

この付近は製糖工場もないし、どのように加工しているのでしょうか。
個人で圧搾して、黒糖でも作っているのでしょうか。
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庭の花実

2007-12-04 | 植物
初冬になり、野山の花も少なくなりました。
そんな中で、我が家の庭には、秋の花や初冬の花が咲いていたり、実を付けていたりします。
そんな、庭の花実を集めてみました。


垣根にしているキンモクセイ
秋から咲いていますが、そろそろ終わりです。


インパチェンス
鉢植えの花がまだ咲いています。


初冬の代表的な花ツワブキ
庭の隅に植えており、春は新芽を食べます。


垣根のサザンカ
これは白ですが、今から赤いサザンカが咲きます。


クチナシの実
春には純白の花が咲き、いい香りを漂わせました。
実は食品の色付けや薬に使用します。


隣の空き地にあるピラカンサの実
枝いっぱいに真っ赤な実をつけています。
小鳥も食べません。
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轟滝

2007-12-03 | 水辺の風景
今回の川めぐりは滝です。
轟滝は、鹿児島市西俣町にあります。
郡山支所から、県道伊集院蒲生溝辺線を西に行くと、神之川を渡るので右岸沿いの道を上流に行きます。
轟滝というバス停があり、その脇です。


轟滝遠景。
河床の左岸に歩道が整備されており、滝の近くまで行くことができます。
滝つぼの大きな滝です。


近景。
滝は2段になっています。
滝の高さは7~8mとあまり高い滝ではありません。
川は神之川です。
名前の通り、洪水時には轟くのでしょう。
道路の脇にあり、手軽に見ることができる滝です。
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カリン

2007-12-02 | 食べ物
庭に、カリンの木を植えています。
長野に住んでいたとき、町のあちこちにカリンの木があり、花がきれいで秋になると黄色い実がなり、風情がありました。
それで、鹿児島に引っ越したとき庭に植えたのです。
鹿児島にはあまりない木ですが、毎年実を付けてくれます。


庭になっているカリンの実。


今年は20個位なりましたが、途中で落ちて、最後まで残ったのは11個でした。
表面は蜜で湿り気があり、いい香りがします。


カリンジャムを作りました。
①皮と実を別にし、鍋で煮る(ここにエキスが多いため)。
②液を取り出し、沸騰させて砂糖を入れる。
③スライスしたカリンの果肉を入れて煮詰める。


カリンジュースも作りました。
①皮付きの果肉と氷砂糖をびんにつめる。水は入れない。
②やがて液体がしみだしてくるので、薄めて飲む。
カリンのエキスはのどにいいため、風邪を引いたときなどに飲むといいです。
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浅井野橋他

2007-12-01 | 石橋
さつま町の旧宮之城町にある石橋を訪ねました。


下流から見た市ノ瀬橋。
草に覆われてアーチがよく見えません。
白男川小学校から、県道東郷山田宮之城線を少し南に行った所にあります。
 橋長:7.8m
 幅員:3.7m
 架設年代:大正元年11月
川は、川内川の支流の泊野川の、その支流の豌豆川です。



上流から見た天瀬橋。
国道504号線を紫尾山に向かい、一ツ木三文字バス停を右折してしばらく行くとあります。
竹やぶに覆われて薄暗く、アーチはよく見えません。
アーチが水に写って円形になり、少し幻想的な写真になりました。
 橋長:8.95m
 幅員:3.02m
 架設年代:大正4年
川は、川内川の支流の海老川です。


下流から見た浅井野橋。
一ツ木三文字バス停から国道を紫尾山方面へ少し行くと、国道の左にあります(橋の右が国道)。
新しいコンクリートのアーチで、一見石橋に見えません。


河床に下りて上流を覗くと・・・
確かに石橋でした。
 橋長:15.36m
 幅員:3.64m
 架設年代:大正4年
つまり、石橋に新しい橋をくっつけて幅を広くし、一つの橋にしているわけです。
橋の改良には、石橋の撤去だけでなく、こうして保存するやり方もあるんですね。
川は泊野川です。



上流から見た迫田橋。
国道504号線を泊野川上流に行き、高峯バス停の近くにあります。
 橋長:4.03m
 幅員:3.35m
 架設年代:大正8年3月
川は、泊野川の支流です。



下流(国道の橋)から見た大正橋。
国道をさらに上流に行き、大正橋というバス停の近くにあります。
 橋長:6.75m
 幅員:3.72m
 架設年代:大正11年
川は、泊野川の支流です。
橋は、現在使用されていません。
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