・2月1日から始まった東京の私立中学入試も、ほぼ終息を迎えようとしている。毎年、生徒の数は減少しているのに中学受験者は増えているという。受験だけは不景気にあまり関係なさそうである。
・もっとも中堅より下にランクされた学校は、少しでも優秀な子供たちを確保するために、3年間あるいは6年間に及ぶ奨学金を支給しているらしい。もちろん、今までは公立の中学に進学させていた普通の家庭もそれらの奨学金をあてにして子供たちに受験させているようだ。さらに東京では、都立の進学高と言われている多くの高校が付属中学を併設していることも受験熱に拍車をかけているのであろう。
・しかし、殆どの受験生にとってお金の心配は要らないようである。私立中学では、修学旅行も海外修学旅行は当然のように実施している学校が多い。また、それを当て込んで旅行代理店も私立学校専門部隊をおいていることも実態である。入学した場合は公表されている金額の3倍位のお金がかかることを覚悟しておいたほうがよいのかもしれない。
・しかしながら金銭的な心配をしながら私立中に進ませる保護者は殆どいない。なぜならば一人の子供に対して共働きの両親そして、両家の祖父母からの援助のである。場合によっては、受験生にとっての未婚の叔父や叔母も金銭的な援助をしているらしい。
・私の子供も私学に通わせているが今となっては後悔している。まったく学習していないし、ガムシャラに目標に向かって努力する姿勢がまったく見えないからである。商業主義に乗せられて、今塾に行かないと荒れた公立中にいくはめになりますよ!といった脅迫観念に負けてしまったと反省している。中学受験塾は、年間80万円の授業料。小学3年生から通塾するのが普通だそうだ。自らの力で勉強し、道を自ら切り開いていくように高校受験、大学受験を経験させたほうがよかったのではとも思っている。
・だが、私学に期待して入学させている保護者の気持ちをぜひ学校関係者にはわかってほしい。かつて東京大学の授業は全て英語で行われていた時代があった。それに対抗して日本語で講義をすることをうりにして受験生を集めたのが早稲田だ。今、東大では日本語での講義が殆どであると思うが、早稲田はそれに対抗して英語だけで講義をする学部を設置している。私学には私学の独自性がある。
子供ながらに大変な競争を勝ち抜いて合格する受験生には、そのまま育っていってほしい。切に望むのである。
・もっとも中堅より下にランクされた学校は、少しでも優秀な子供たちを確保するために、3年間あるいは6年間に及ぶ奨学金を支給しているらしい。もちろん、今までは公立の中学に進学させていた普通の家庭もそれらの奨学金をあてにして子供たちに受験させているようだ。さらに東京では、都立の進学高と言われている多くの高校が付属中学を併設していることも受験熱に拍車をかけているのであろう。
・しかし、殆どの受験生にとってお金の心配は要らないようである。私立中学では、修学旅行も海外修学旅行は当然のように実施している学校が多い。また、それを当て込んで旅行代理店も私立学校専門部隊をおいていることも実態である。入学した場合は公表されている金額の3倍位のお金がかかることを覚悟しておいたほうがよいのかもしれない。
・しかしながら金銭的な心配をしながら私立中に進ませる保護者は殆どいない。なぜならば一人の子供に対して共働きの両親そして、両家の祖父母からの援助のである。場合によっては、受験生にとっての未婚の叔父や叔母も金銭的な援助をしているらしい。
・私の子供も私学に通わせているが今となっては後悔している。まったく学習していないし、ガムシャラに目標に向かって努力する姿勢がまったく見えないからである。商業主義に乗せられて、今塾に行かないと荒れた公立中にいくはめになりますよ!といった脅迫観念に負けてしまったと反省している。中学受験塾は、年間80万円の授業料。小学3年生から通塾するのが普通だそうだ。自らの力で勉強し、道を自ら切り開いていくように高校受験、大学受験を経験させたほうがよかったのではとも思っている。
・だが、私学に期待して入学させている保護者の気持ちをぜひ学校関係者にはわかってほしい。かつて東京大学の授業は全て英語で行われていた時代があった。それに対抗して日本語で講義をすることをうりにして受験生を集めたのが早稲田だ。今、東大では日本語での講義が殆どであると思うが、早稲田はそれに対抗して英語だけで講義をする学部を設置している。私学には私学の独自性がある。
子供ながらに大変な競争を勝ち抜いて合格する受験生には、そのまま育っていってほしい。切に望むのである。