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「天井が落ちた」

2009-05-13 22:19:34 | Weblog
ブログに書こうと思って控えていたことの一つを今日は書くつもりだ。
それは、今住んでいる家の「天井が落ちた」ことだ。
また、落ちるのではないかという恐怖が続いていたが、
何とか数か月経ったのでまた落ちるのではないかという
不安が解消された。そこでペンをとったしだいだ。

状況は、深夜2時位に突然に天井のクロスが
大量の水とともに落下してきたのだ。
ドッキリカメラのように。
風船に水を入れてそれが爆発。
床は水浸し、当初何が起こったのかを掌握できない位に動揺してしまった。

住宅施工メーカーにクレーム相談をしても
保証期間を1か月過ぎてしまっているので
対応ができませんという当初の対応だった。
瑕疵(かし)補修期間が10年という一点ばりだ。
天井が落ちるには常識外であることを強く主張し対応を迫ると対応が変わった。

結局、原因究明の為に非破壊検査を行った。
建物の中にたまっている水の色が色濃く浮き出していた。
その原因は、3階に設置されている風呂場だった。
元から備え受けられているミラーの取り付けが甘く
ミラーが曇る⇒曇りを取るためにシャワーする
⇒シャワーした水か長い年月をかけてたまりにたまって爆発したのだ。

どおりで天井とともに落ちた水には
細かな泡が含まれ、ほんのり甘い香りがしていた。
すべて施工業者の落ち度であることがわかったので
腐りかけていた床、クローゼットのべニア裏にたまった水とカビの除去、
そして天井と壁のクロスを張り替えてもらった。

新しい家に住みたいと多くの人が思うように欲望が喚起されている。
家は「一生に一度の買い物」であるという殺し文句が繰り返し使われる。
消費者としてもお金があれば便利で、綺麗で、住み心地の家に住みたいはずだ。
不動産不況になると折り込みチラシには以下の文言が入っている。

・3駅利用可能な便利な物件
 ⇒どの駅からも遠いのかなあという心の声

・全戸内覧可能
 ⇒完売できなかったから売れ残り物件は内覧可能にちがいない。

・家具付きマンション
 ⇒高額で、使用することよりも見せるために作られた家具付きとは。

・キャンセル物件
 ⇒今回3件キャンセルが出たので、
  ディスカウントして販売しますと書いてある。
  嘘でしょう。
  キャンセル物件として小出しに売っていたり、
  値引きしやすい口実として言っているだけでは?

 今、私は思っている。家なんて雨風しのげて住めればいいと。
賃貸でも滲(し)みやすい、いや住みやすいハウチュでいいと。
コメント
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